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まことの花
とこしへに咲き続ける花を。ことばの芸術「言語造形」に取り組みながら“真のわたし”を思い出す、魂の歩みを綴っています。
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[ことのはクラス]の記事一覧
父への手紙
ヤマトタケの遺し歌
イフキヌシと一つ松
イフキカミとヤマトタケ
和歌の作用
ミヤズヒメとの再会
ことのはの空間
ユキキノミチ
皇子の帰還
響き合い
ソサノオの帰還
意志の姫
ヲトタチバナ姫の入水
歴史と和歌のリアリティ
ソサノオの帰還と、琴の起源
相模の雨雲
火攻めとクサナギ
クサナギ剣と小野城の火攻め
ソサノオの懺悔
ソサノオの懺悔とイフキドヌシ
2019年05月07日
父への手紙
死を悟ったヤマトタケ尊が
父・景行天皇に宛てた手紙より。
大和への帰還と
父君との再会を遂げられなかった
彼の想い・・
次回クラスで取り組みます。
◆ 次回は 5/12(日)
「やまとことは」を味わうクラス
◆ 6/30(日)言語造形公演
『常世の濱の浪の音聞こゆ』
posted by 千晴 at 15:00 |
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ことのはクラス
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2019年05月04日
ヤマトタケの遺し歌
次回(5/12) ことのはクラス
高橋由一「日本武尊」(1891)
イフキカミの怒りに触れ
ついに大和路の途中で
神上られるヤマトタケ尊。
苦しみと痛みの伴う死の際にありながら
彼が遺した幾つかの「遺し歌」・・
今回はそれらにスポット当てて
取り組んでみたいと思います。
ひとつは
父である景行天皇へ
ひとつは
御子や親族へ
そしてもうひとつは
最後の妻、ミヤズ姫へ
今生の別れの挨拶を交わせなかった
それぞれの人たちへ
ヤマトタケは、
どのような想いと意味を込めて
ことのはを遺されたのでしょうか。
是非、ご一緒に体感してみましょう!
◆ 次回は 5/12(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 22:34 |
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ことのはクラス
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2019年04月28日
イフキヌシと一つ松
4/28 ことのはクラス
緊張状態の続く東征を無事に終え
ほっと一息のヤマトタケ尊が
うっかり氣を抜いたことによって
もたらされた悲劇・・
かつてムラクモ剣を彼に授けたヤマト姫は、
このときを予感されて
「な怠りそ」と忠言されたのでしょうか。
しかしその中でも、
自分を待ち続けてくれた「松の木」へ
贈った歌には、
様々な想いやりが重ねられていて・・
やはり普通の方ではなかった・・と
偲ばれるのでした。
ヲシテ文字や、記紀との比較など、
様々な角度からのもりやさんの講義も興味深く
今日もこうして皆さんと
ヤマトタケの御霊に触れられたことを
とても嬉しく有難く感じたのでした。
GWにも関わらずご参加くださった皆さま
どうもありがとうございました!(≧∇≦)
次回、5/12(日)は
ミヤズ姫への「遺し歌」など、
最後の地・能褒野での場面に取り組みます。
またの再会を楽しみに!(≧∇≦)
◆ 次回は 5/12(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 00:00 |
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ことのはクラス
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2019年04月20日
イフキカミとヤマトタケ
次回(4/28) ことのはクラス
愛しきミヤズ姫のもとで
ひと月ほど過ごしたヤマトタケ尊は
「荒ぶる神」が出没との報告を受けるも
軽い気持ちで出かけてゆきます。
ヤマト姫より授けられた
あの「草薙の剣」も
ミヤズ姫のもとに置いたまま・・
そうして彼は
前世の恩人でもあったイフキカミを
怒らせてしまいます。
イフキ神の怒りに触れたヤマトタケが熱ゆる身を冷ましたという「醒ヶ井」の清水
今回は、記紀でも有名なこの場面に
取り組みたいと思います。
・イフキカミとは?
・ヤマトタケとの前世からの繋がりとは?
・なぜ「オヲロチ」なのか?
・「醒ヶ井」の意味
このあたりの秘密にも迫りながら
ついに崩御までの道のりを歩み始めた
ヤマトタケの物語を
全身で声に出してみましょう。
また「尾津の一松」という
松と剣に関わる
ヤマトタケの歌にも取り組みます。
かつてヤマトタケが松の木に置き忘れた剣を称える「尾津の一松」のウタ
この歌に込められた
さまざまな想い、願いを
ともに感じてみましょう〜!
◆ 次回は 4/28(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 20:44 |
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ことのはクラス
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2019年04月16日
和歌の作用
4/14 ことのはクラス
東征を終えたヤマトタケ尊は
最後の妻となるミヤズヒメに会うべく
一人、尾張の地へ。
長い月日を経ての再会に
二人が交し合う「ウタ」。
それぞれのことのはに秘められた
意味や想いを学びつつ
文字として書かれたものへ
お一人おひとりの
身体と声によって
新たないのちが吹き込まれ
とてつもなく
豊かに燃えるエネルギーとなって
空間を包み込みました。
ワカ(和歌)の
「ワ」とは調和
「カ」はたぎること、といいます。
自らのワのたぎりを
相手に与えることにより
そのたぎりは
相手の内でほとばしり、湧き立ち、
そして新たなものをを生み出す・・
そのようにして人は本来
見えないエネルギーを送り合い
若返っていたのかも?!
参加される毎に
こころ開かれて
瑞々しく
美しいお声を聞かせてくださる
皆さんの姿を見ながら
そんなことを思ったのでした。
次回は、
ヤマトタケが伊吹山へ登る場面に入ります。
思いがけず大きな過ちを犯し
それが命取りとなってしまう・・
このとても重要な場面を
体感とともにまた深めて参りましょう!
◆ 次回は 4/28(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 15:01 |
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ことのはクラス
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2019年04月06日
ミヤズヒメとの再会
次回(4/14) ことのはクラス
いよいよヤマトタケ物語の
最終章へと入ってゆきます。
20代で東征を、40代で西征を果たした
ヤマトタケ尊は
最後の妻となった
ミヤズ姫に会うべく
東征の帰途、富士山から皆と別れて
尾張の地へと向かいます。
ミヤズヒメのご実家 氷上姉子神社 元宮
ところが
嬉しさのあまり寝間着のまま
出迎えた姫の裳裾には
ツキオケ(月経血)の染みが・・
そこでヤマトタケは彼女に歌を送ります。
久方の 天の香久山
東方より さ渡り来る日
細手弱 腕を巻かん
とはすれど さ寝んとあれば
思えども 汝が着ける裾の
月立ちにけり
ミヤズ姫の返し歌
高光る 天の日の皇子
休みせし わが大君の
新玉の 年がき経れば
うえなうえな 君待ち難に
襲の裾に 月立たなんよ
今回はこのお二人が互いを思いやる歌を
空間に響かせながら
じっくりと味わってみましょう!
◆ 次回は 4/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 00:00 |
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ことのはクラス
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2019年04月03日
ことのはの空間
3/31 ことのはクラス
平成最後の年度末である
この日のクラスは
なにかまた特別な
恩寵のひとときとなりました。
長いあいだ継続して
ご参加くださっているお二人とともに
この一年少しずつ培ってきた
ことのは、文字、音、そして間(ま)を
じっくりと大切に味わうことは
まるで
お互いの「存在」そのものを重んじ
慈しみ合い、
なにかを与え合っているかのような
そんな、美しい時間でした。
ヤマトタケ尊がついに東征を終え
「事納め」するシーン
そして碓氷峠で
亡きオトタチバナ姫をなつかしみ
彼女の和歌を三回詠って
「吾妻、あわや」と
嘆くシーン・・
ひとつひとつの響きに
真実とリアリティが宿っていました。
この身を使って空間へ響かせてこそ
初めて実感することのできる
「やまとことは」
「ことたま(言靈)」の力。
そしてこの力こそが
ヒトの身体とこころと精神を
健やかに変容させ得るものであることを
今後もクラスを通じて
分かち合ってゆきたいと願っています。
次回からはいよいよ
ヤマトタケ物語のラストシーンへ。
尾張にてミヤスヒメとの再会、
そして和歌のやりとり・・
是非またご一緒しましょう!
◆ 次回は 4/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 11:47 |
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ことのはクラス
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2019年03月22日
ユキキノミチ
次回(3/31) ことのはクラス
三か月のときを経て
遂にイクサ(戦)に発展することもなく
「ことのは」による和解で東征を果たした
ヤマトタケ尊。
今回は、そのヤマトタケが
「自分はソサノオの生まれ変わりだ」
と悟る場面に取り組みます。
世界のマスター達のとらえる「転生観」と
ホツマツタヱの「ユキキノミチ」は
どのように違うのか?
もりやさんに解説していただきながら
ソサノオ(=氷川神)と
ヤマトタケ(=熱田神)の
共通点や人生のテーマ等に
触れてみたいと思います。
そして後半は、碓氷峠にて
亡くなったオトタチバナ姫を偲び
「あづま(吾妻) あわや」
と、想い嘆きつつ
ヤマトタケが三度詠った彼女の和歌を
ともに声に出してみましょう。
さねさねし
さかむのおのに
もゆるひの
ほなかにたちて
とひしきみはも
東征の使命を遂げられ
また一つの節目を迎えたヤマトタケ物語。
「やまとことは」の響きとともに
ご一緒に深めてゆきましょう!
◆ 次回は 3/31(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 13:17 |
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ことのはクラス
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2019年03月11日
皇子の帰還
3/10 大阪ことのはクラス
今回はソサノオ物語のラストシーン、
タカマ(朝廷)への帰還に取り組みました。
「貴い身分」から
「奈落の底」まで堕ちるという
その壮絶な体験があったからこその
帰還というラストシーンには
とてつもなく深い感謝と喜び、
そして新たな強いこころざしが満ちていました。
「イツモ(出雲)」という新地名、
「クシ(奇し)イナダ宮」という新居名、
「八重垣打ち」というイナダ姫の奏でた琴の音。
その音を胎教で聴いて生まれてきた
「クシキネ」(奇しき音)が
後に「ヤシマシノミノ オオナムチ」
と呼ばれたその所以・・・
馴染ある名前や地名や神々に宿る
深く味わい深いその意味を
ことのはの「響き」から
リアルに感じ取ることができました。
そしてソサノオのあの有名な和歌が
参加者それぞれの声とこころに
深く迫って、伝わりゆくのを感じたのでした。
やくも(八雲)たつ
いつも(出雲)やゑがき(八重垣)
つまこめ(妻籠め)に
やゑがき(八重垣)つくる
そのやゑかきわ
今回も天の配慮と思えるほどに
絶妙なあみだくじの配役など
人と神の共同作業、
その恩寵にゾクゾクしながら
とても豊かな「ことのはを味わう」
ひとときとなりました。
集ってくださった皆さま
ほんとうにどうもありがとうございました!
次回は3/31(日)。
「ヤマトタケはスサノオの生まれ変わり」
という箇所に取り組みます!
◆ 次回は 3/31(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 00:00 |
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ことのはクラス
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2019年03月09日
響き合い
前回一周年を迎えた
大阪「ことのはクラス」。
自分がやりたいこと、知りたいこと、
ワクワクすることを・・
と、思い切ってはじめてみたら
素晴らしいメンバーが集ってくださるようになり
古代ヲシテ文字の交換日記「ヲシテの輪」や
歴史マンガを回し読みする「ことのは文庫」、
取り組んだ物語に所縁のある神社&磐座巡りや
麻紐&シベリア杉にヲシテ文字を彫った
「なかよシダーペンダント」など
クラスのハーモニーから
たくさんの楽しいことが生まれました♡ (≧∇≦)
皆さん、いつもほんとにありがとう〜!
わたしたち日本人のルーツ
神々やご先祖や歴史、
そして「やまとことは」という妙なる言語を
中心に据えて
人と人が交じり合い、響き合い、
ともに何かを生みだしてゆく・・
この豊かさと喜びに
こころから感謝が溢れます。
明日はソサノオ物語の最後のシーン。
ホツマに描かれるソサノオさん、大好き♪
皆さんとの再会と楽しいひとときを
楽しみにしています!
◆ 次回は 3/10(日)
【残席2】
「やまとことは」を味わうクラス
※ 次々回は3/31(日)です!
posted by 千晴 at 22:15 |
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ことのはクラス
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2019年02月28日
ソサノオの帰還
【残席2】次回(3/10)ことのはクラス
『奈落の底からの帰還 〜八雲立つ〜』
島根県松江市・佐太神社による佐陀神能のソサノオ
皇族、しかも天皇の御子でありながら
最も低い下民にまで堕ちたソサノオ。
今回は、そんな彼がついに
高間(タカマ)へと還り咲く場面に取り組みます。
「英雄の旅」「英雄の帰還」とも呼ばれる
この一つの神話のかたちは
今を生きるわたしたちのこころにも
深く作用する力を持っているといいます。
映画ならラストシーンともいえるこの場面には、
ソサノオのあの有名な和歌も登場します。
やくもたつ
いつもやゑがき
つまこめに
やゑがきつくる
そのやゑがきわ
今回でシリーズ最後となる
ソサノオノミコトの物語。
これまでともに追ってきた数々の出来事や
こころの変容を感じながら
皆で思いきり、健やかに、
この和歌を詠い、味わってみましょう!
◆ 次回は 3/10(日)
【残席2】
「やまとことは」を味わうクラス
※ 次々回は3/31(日)です!
posted by 千晴 at 21:41 |
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ことのはクラス
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2019年02月25日
意志の姫
2/24 大阪ことのはクラス
ことのはクラスがスタートして
丸一周年となる今回はなんと
小さな小さなお客さま&ご夫婦での参加という
クラス始まって以来のギフトがありました♡
シェアリングでは、皆さんそれぞれが
内面の繊細で大切な部分をことばにしてくださり
奇しくもそれは【意志】というテーマへと
集約されていたのでした。
そして今回取り組んだ
「ヲトタチバナ姫、入水」のシーン。
夫であるヤマトタケ、
そしてヤマト朝廷の御稜威のために
自らタツとなって入水し、船を守った
ヲトタチバナ姫の在り方は
まさしく自由なる【意志】に貫かれ
そこには自己犠牲よりも
喜びがあったのではないか・・・
と何人かが話してくださったのが
深くこころに響きました。
このときの姫のことばには
「イ」の母音が、
健やかに響いていました。
「わたし」という存在の
光と意志の響きです。
今回も、身体から
声とことばの響きから
それぞれに大切なものを
受け取っていただけたなら幸いです。
今回も集ってくださった皆さま
どうもありがとうございました!
◆ 次回は 3/10(日)
【全席2】
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 00:00 |
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ことのはクラス
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2019年02月17日
ヲトタチバナ姫の入水
【キャンセル待ち】 2/24 ことのはクラス
前回、
火攻めを受けた「相模の小野城」から
ヤマトタケに救出された、
ヲトタチバナ姫。
今回は
そのヲトタチバナ姫が
自ら海へと飛び込み
強風に煽られる
ヤマトタケの船を救う場面に
取り組みます。
わがきみの
いつをやまとに
たてんとす
われきみのため
たつとなり
ふねまもらんと・・
あまりにも印象的なこのシーンは
ホツマツタヱのみならず
古事記・日本書記にも遺されています。
三書の比較から
それぞれの作用も味わいつつ
原文の言語造形を通じて
ヲトタチバナ姫入水の真実に
わたしたちも飛び込んでみましょう!
◆ 次回は 2/24(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 14:33 |
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ことのはクラス
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2019年02月12日
歴史と和歌のリアリティ
2/10 大阪ことのはクラス
おかげさまで定員一杯で迎えた今回はなんと
奈良、京都、滋賀、愛知、岐阜、静岡・・・と
講師のほかは皆、
大阪外の遠方からのご参加という
有難い一日となりました。
そうしてまず一人ずつ取り組んだのは、
ひと月前にも登場した
ソサノオの悔恨と懺悔の和歌「シムノウタ」。
彼が這いつくばい、すべてを投げ出し、
滝のなんた(涙)を流して詠ったこの和歌を
一人ひとりが空間に解き放つその声には
それぞれに深い重みと味わいがありました。
そしていつもながら
やまとことはの一つひとつに重ねられた
幾つもの意味を見出しつつ
単なる説明文のような箇所でさえも
言語造形をすると
たちまち豊かな絵姿が立ち上ってくる
この原文の素晴らしさ。
「琴」というものが
いかに大切な楽器であるか。また、
「和歌」とうものが
いかにその人の本質を表すものであるか。
今、ここに生きている
自分たちの声をとおして
実感させていただけました。
今回もお集まりいただきました皆さま
ほんとうにどうもありがとうございました!
◆ 次回は 2/24(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 17:55 |
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ことのはクラス
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2019年02月03日
ソサノオの帰還と、琴の起源
【残2名】 次回(2/10)ことのはクラス
『 ソサノオの帰還と、琴の起源 』
再会した甥イフキドヌシの前で
滝の涙で悔恨の和歌「シムノウタ」を詠い
己の半生を懺悔したソサノオ。
今回は、
そんなソサノオに手を差し伸べ
ともにハタレを討伐したイフキドヌシと
島根県松江市・佐太神社
ソサノオとイフキドヌシがハタレ討伐の作戦を練ったサタの宮。
討伐の報告を受けて湧きかえり、
「ヒカワカミ」の讃え名とともに
ソサノオの帰還を迎える朝廷のシーンです。
佐陀神能(佐太神社)のソサノオ
「下民」にまで堕ちた弟ソサノオの回心を
何よりも喜んだ兄アマテルオオンカミは
「六弦琴(むゆづこと)」を生み出し
それを姉ワカヒメが奏で
弦の一本一本に名を授けます。
この『 琴 』という楽器は、
イサナキ、イサナミの頃より
ことのはと同じく
霊的な響き(作用)をもたらす音とされ
三筋琴、五筋琴、六筋琴・・と
それぞれの意味と作用についても
『ホツマツタヱ』には記されています。
青森で出土した縄文琴
前回のクラスで登場した
和歌「シムノウタ」とともに
最も低いところまで堕ちたソサノオの
高間(朝廷)への帰還のプロセス
そして「琴」の起源を
ことのは講義と言語造形を通じて
たっぷりと味わってみましょう。
初めてのご参加も大歓迎です!
◆ 次回は 2/10(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 13:16 |
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ことのはクラス
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2019年01月29日
相模の雨雲
先日のことのはクラスと
シンクロしている晶子の和歌に出会いました。
母遠うて
瞳したしき
西の山
相模か知らず
雨雲かかる
1902. 与謝野晶子
火攻めを受けた相模の小野城が
ヤマトタケの勧請したタツタカミの
雨によって救われるシーンは
記紀にはないけれど
もしかして晶子はこの物語を
知っていたのかな。。♡
渋谷・道玄坂の歌碑
◆ 次回は 2/10(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 22:00 |
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ことのはクラス
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2019年01月28日
火攻めとクサナギ
1/27 大阪ことのはクラス
今回からいよいよ
ヤマトタケ東征が始まりました。
いくさという、待ったのきかない
いのち懸けの場面の一つひとつを
母音の響き、
自力(祈りや薙ぎ)と
他力(自然神による天変地異)の
コントラストを意識しながら
取り組みました。
自然神たちをも味方につけて
鮮やかに危機を脱してゆく
ヤマトタケ皇子の姿は
周りの人々に
どのような印象を与えたことでしょう!
また、このときのことを詠った
ヲトタチバナ姫の和歌も
一人ずつ言語造形に挑戦し、
ヤマトタケによって死線をくぐり抜けた
安堵と感謝と喜びのリアリティを
体感したのでした。
さねさねし
さがむのおのに
もゆるひの
ほなかにたちて
とひしきみはも
皆さんの「はも・・」の
余韻が美しくて・・
こうして
お互いの声に耳を傾けること
自らの声にも耳を澄ますことは
一人きりで読んだり、声に出すことよりも
何倍もの学びの深さと豊かさがあります。
今回も寒い中お集まりくださった皆さま
どうもありがとうございました!(≧∇≦)
◆ 次回は 2/10(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 18:00 |
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ことのはクラス
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2019年01月19日
クサナギ剣と小野城の火攻め
【残席4】次回(1/27)ことのはクラス
『 クサナギ剣と小野城の火攻め 』
次回からはいよいよ
ヤマトタケの東征に入ってゆきます。
エミシの策略により
草中で向い火に囲まれるも
伯母ヤマトヒメから授かった
火水土(ヒミツ)の祓いと
ソサノオ所縁のムラクモ剣によって
危機を脱し
さらには
火攻めを受けた相模の小野城から
ヲトタチバナ姫を救出する・・・
ダイナミックかつドラマティカルな
このシーンを
【 火 】というテーマをもとに
ことのはの観点と言語造形から
全身で体感してみましょう。
初めての方も大歓迎♪
古典の深みに触れながら
空間にことのはを解き放つ喜びを
是非ご一緒に分かち合いましょう!
◆ 次回は 1/27(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 21:48 |
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ことのはクラス
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2019年01月15日
ソサノオの懺悔
1/13 大阪ことのはクラス
今年最初に取り組んだのは
ソサノオの悔恨と懺悔、そして
イフキドヌシとの再会シーンでした。
姉ワカヒメの喝によって
真実に目覚めたソサノオの
深い悔恨と
その後8年もの下民としての日々。
そして
甥であるイフキドヌシを前に
身体からのことば
思考からのことば
感情からの和歌・・・
空間に造形される
お一人おひとりの声が
真実のことばとして
鳴り響いていました。
あもにふる
あがみのかさゆ
しむのみき
みちひはさまで
あらふるをそれ
ソサノオの熱い涙とこの和歌が
今も余韻を残しています。
またこの日は
終了後に新年会も♪ (≧∇≦)
素晴らしいクラスのメンバーとともに
ほんとうに楽しい
学びと氣付きと喜びの一日を
過ごさせていただきました。
遅くまで付き合ってくださった皆さま
どうもありがとうございました!
◆ 次回は 1/27(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 22:52 |
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ことのはクラス
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2019年01月02日
ソサノオの懺悔とイフキドヌシ
【 満員御礼 】
次回(1/13) ことのはクラス
年明け最初のクラスでは
再びソサノオの物語に取り組みます。
ヤマタノヲロチを見事退治し
イナダヒメを妻として迎えたソサノオは
次々と子宝に恵まれるも
いまだに驕ったその心根を
姉ワカヒメに咎められて恥じ入り
その後は下民として
ひっそりと隠れ住みます。
数年が経ち
そこへ偶然通りかかったのは
ハタレ征伐遠征中の甥っ子イフキドヌシ。
じつに八年ぶりとなるその再会に
ソサノオは滝の涙を流して
己の人生を悔み、懺悔するのでした。
このソサノオの
深いこころの変容とその軌跡を
ことのは講義と言語造形を通して
ともに感じ合ってみましょう。
またこの日は終了後に
新年会も予定しております♪♪
ことのはクラスの仲間で
楽しい夕べを過ごしましょう!
初めての方も大歓迎です。
こころよりお待ちしております。
◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
posted by 千晴 at 00:00 |
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ことのはクラス
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■ 舞台『 をとめとつるぎ 』
大阪: 3月28日(土)山中能舞台
東京: 3月29日(日)中村中学校・高等学校
→ 詳細とお申し込みはこちら
■ 「やまとことは」を味はふクラス
日程: 毎月 第2 日曜日
時間: 14時〜16時30分
会場: ことばの家 (大阪市住吉区)
→ ご案内の詳細はこちら
■ プロフィール
名前 :諏訪千晴
誕生日 :1978年6月21日 夏至
趣味 :木登り、巣作り、飛び込み、文通
25歳の時、シュタイナーを学ぶため北海道へ。ことばの芸術
言語造形
と出会う。翌年、夫・諏訪耕志とともに
ことばの家
を立ち上げ、現在は、語り、演劇など、様々なスタイルで、言語造形による舞台活動を行っている。
「ことばの家」のプロフィールはこちら
■ 新着記事
お知らせ
(01/15)
手をひろげ
(01/07)
おもひだす
(01/06)
あけましておめでとうございます
(01/01)
百年の
(12/30)
勇気と翼
(12/28)
十三夜
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