2018年12月29日

名画の瞬間

稽古の終盤ごろ、
「名画が目前に現れているようだ!」と
感じた瞬間がありました。
 
そして迎えた本番。
 

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写真家の山本美紀子さんと
初代マリアの姉君が捉えてくださった
写真たちにも、同じものを感じて。
 

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その瞬間
 
清らかなるマリアは
完全に透明な器となり
 

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貧しさの極みにいた羊飼いたちは
驚きと厳かさのうちに歓喜する。
 
 
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◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 

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2018年12月27日

讃えるという志事

改めて振り返ると
 
今回の第二回「生誕劇」の実現も
ほんとうに奇跡だったことを想います。
 
演じ手が集まってくれたことも
素晴らしい歌の先生と、演奏者と、写真家の
協力に恵まれたことも
10歳の娘が参加してくれたことも
初代メンバーが集ってくれたことも・・・
 
すべてが自然な流れだったけれど
 
考えてみれば皆
天の采配だったのだ、と。
 
 
来年も実現できるどうかは
わたしたちには分からないのです。
 

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そんな恩寵のなか
 
わたしは今年、天使ガブリエルを
演じさせていただきました。
 
台詞だけでなく
一人で歌うシーンもあるのは初体験。(*_*)
 
しかもどうやら
わたしの声のキーワードは
 
大地やマグマ、母性や羊水らしく・・^^;
 
天上の存在どころか
むしろ逆かもしれないという。。泣
 
 
でも、
 
それでもやっぱり
 
日の御子の降誕を全身で讃え、
語り歌うときに込み上げてきた喜びは
 
己の魂にとって
深い深い喜びでした。
 

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受胎告知のシーンでは
 
照明の光のなかに
何か特別な熱量が降りてきて・・
 

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きっとずっと古代にも
こんなことをしていたんだ・・と。 
 
 
この体験をもたらしてくださった
すべての存在へ
 
こころの底より御礼申し上げます。
 
ありがとうございました。
 
 
記念に今回も撮影を担ってくださった
山本美紀子さんの写真を
掲載させていただきました♪ (≧∇≦)
 
 
◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 

 
 
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2018年12月26日

不思議な対面

初代と二代目
マリアと羊飼いたちのご対面・・・


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マリアと羊飼いガルス

 
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羊飼いシュティッヒル


その笑顔にきゅん♡ (≧∇≦)


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皆さん、ほんとうにありがとう!


◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス



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「生誕劇2018」終演

おかげさまで今年も無事
終演を迎えることができました。
 
お越しくださった皆さま
 
また来れなくとも
美しいお花を贈ってくださったり
こころを寄せてくださった皆さま
 
そしてこの劇の上演を
支えてくださったすべての皆さま
 
ほんとうにほんとうに
どうもありがとうございました。
こころより感謝御礼申し上げます。
 

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娘の幼稚園時代のママ友達からの美しいお花。ほんとうにどうもありがとう!(≧∇≦)

 
日の御子の誕生をお祝いする
この冬至の季節の祝祭。
 
たくさんの方々の「献身」によって
こうして第二回目も
実現することのできた奇跡。 
  
  
 どうぞ、最も善きものを 
 わたしたちの劇から見て取ってください。
 
 そのようにわたしたは 
 神から望まれて行ったのですから

 
 
天使ガブリエルの台詞を胸に
天の導きと信じて
 
これからも丁寧に
道を歩んでゆきたいと思います。
 
 
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昨年の初代マリア正木美佐子さんが、
お願していた死海の塩のピアスを手渡してくださいました♡
とても美しい蒼色に、中央には愛する丹の色が入っています!(≧∇≦)
受付も担ってくださった美佐子さん、
今年も温かいサポートをほんとうにありがとうございました!



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昨年の初代メンバーが、打ち上げのときにくださったお花は、
ドライとなっていまでも飾っています♪




◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 
 
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2018年12月24日

最後のお稽古

メリークリスマス!!
 
イブの今日、ことばの家では
生誕劇クラスの最後の稽古を終えました。
 

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いよいよ明日、
クリスマスの夜に
 
大阪・阿倍野にて
キリスト生誕劇 2018」を上演いたします。
 
 
9ヶ月の間、
ともに稽古を重ねてきた仲間たちの
 
深く大きな変容が
 
何よりもその「声」に表れていることを
今日は改めて実感しました。
 
その声、身振り、表情には
「真実」が宿り
 
こころを揺さぶられる瞬間が
何度もありました。

 
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太陽の神(精神)の
地球への降誕を祝う
この「キリスト生誕劇」は
 
アマテラスを皇祖神と祀る
日本人にとっても
 
深い繋がりがあるように思えてなりません。
 
 
その誕生を
全身全霊を込めて語り、歌う、祝祭に
関わらせていただけることに
 
改めて感謝と喜びを感じています。
 
 
明日、皆さまのお越しを
こころよりお待ちしております。
 
お席はまだございますので
 
今からでもピンと来られた方、
どうぞお越しください!(^_-)-☆
 
 
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◆ 12/25(火・祝)
ことばの家 クリスマス公演
『キリスト生誕劇 2018』

◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス


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2018年12月16日

生誕劇がもたらすもの

12/14 『キリスト生誕劇』クラス
 
「最近、よく涙が出るようになって・・」
と、仲間の一人が語ってくださいました。
 
『生誕劇』と役への取り組みを通じて
 
それまで無意識に己を守るべく
囲っていた「感じない」ための殻が割れ、
 
外界のあらゆる出来事に、
音に、ことばに、芸術に
 
まるで赤子のように繊細な
内なるこころが
瑞々しく反応するようになったようだ、と。
 
 
「やはりこの劇には
 大きな精神の力が働いておられる・・」
 
そんなことを感じた一日でした。
 

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写真は天使ガブリエルが持つ
六芒星を掲げる棒。
 
これを高く持ち上げ続けるのに苦心していたら
 
なんと
聖徳太子や空海さんとのご縁が深い
 
獨鈷山・鏑射寺のお山から
より軽くて美しい枝を
 
これまた仲間が拾ってきてくれたのでした。
 
 
そんな様々な力にも見守られ、励まされつつ
残りの10日間を大切に過ごしたいと思います。


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「聖なることばで書き記されてきた」
 
このクリスマスの物語を 
 
歌で、ことばで、人の声で
ふたたびこの世にあらわすこと・・
 
  
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皆さまのお越しを
こころよりお待ちしております。
 

◆ 12/25(火・祝)
ことばの家 クリスマス公演
『キリスト生誕劇 2018』
 
◆ 次回は 12/23(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 

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2018年12月08日

クリスマスへの道

12/7 射手座の新月
『キリスト生誕劇』のクラス。
 

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いよいよ12月に入り、
稽古もより核心へと深めてゆきたいところ。
 
けれども、息遣いや意識など
ほんのちょっとしたズレやすれ違いから
熱がこもらないことも。
 

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充実を感じるとき
 
どこか虚しさを感じるとき
 
 
さまざまな感覚を
この稽古場で受け取りながら


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語り合い、分かち合い
 
互いにクリスマスへの想いを深めています。
 
  
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◆ 12/25(火・祝)
ことばの家 クリスマス公演
『キリスト生誕劇 2018』
 
◆ 次回は 12/23(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 

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2018年11月23日

「聖なることば」の物語

新嘗祭の満月。

ことばの家では
『キリスト生誕劇』の稽古日でした。

 
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劇の精神に導かれながら
役を担う者一人ひとりに訪れる
 
不安や恐れ、その解放。


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長いあいだ直視できずにいた
内なるパンドラの箱が開いたり
 
稽古が思うように羽ばたけなかったり
 
 
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様々なプロセスを体験しながら
それぞれが必要な歩みを深めています。 
  

 * 
 
 いま、ここで語られることは
 作り事ではないのです。
 
 よそ者が
 勝手に作りあげたことでもないのです。
 
 そうではなくて
 聖なることばで書き記されてきたものです。

  
 *
  

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生誕劇の精神に、
頭ではなく全身を開き、寄り添うとき
 
このことばの真のリアリティを
きっと体験してゆくのだろうと思います。
 
 
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◆ 12/25(火・祝)
ことばの家 クリスマス公演
『キリスト生誕劇 2018』
 
 
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2018年11月21日

言語造形公演『山月記』

人は、
“思考” が偏り過ぎたとき
 
頭部がまさしく「獣」に変容するのだと、
シュタイナーは述べているそうです。
 
 
縄文の古文書『ホツマツタヱ』には
 
“嫉妬” は「オロチ」に
“欺き” は「キツネ」に
“卑屈” は「サル」に・・・
 
などと具体的に書かれていたりもします。
 
 
明治の文豪・中島敦の『山月記』は
 
“臆病な自尊心” と
“尊大な羞恥心” から
 
「トラ」になってしまった男の物語。
 
 
来週末(11/30、12/1)の言語造形公演に向けて
 
今夜は主演の諏訪耕志、音楽の小西収さんと
会場での通し稽古でした。
 
わたしもワキとして出演させていただきます。
 
 
静謐で美しいクラリネットの響きが余韻を残す
帰りの夜道に、満月を控えた月の光。
  
 
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皆さま、どうぞお越しください。
 
 
★11月30日(金)・12月1日(土)
大阪・名張 言語造形公演『山月記』
 
 
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2018年10月20日

ペチカレポ: 一期一会

小さな朗読会のラストは
諏訪かさねによる詩の言語造形。
 
 
『亀のこうらの夢を見て』
 
 
稲尾教彦さんの
この小さな詩で幕を閉じました。
 
 
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この作品は、わたしのなかでは
『舟』とも深く繋がっている氣がしています。
 
 
この星に生まれ来たこと
体験した様々なこと
 
そのすべてを、喜んで
 
“おかあさま”に伝える。
 

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それは
『舟』に出てくる若い女が
 
母親の願いを胸に抱きつつ
旅立ってゆくその姿と
 
どうしても重なるのでした。
 
 
そしてこの若い女は
 
この星に生まれたわたしたち
すべてでもあるのだと思います。
 
 
出会い、繋がり、ともに何かを創造し、
別れ、また再び出会って、繋がって・・・
 
人生というものを
幾度も繰り返しながら
 
同時にそのすべての瞬間は
一期一会で・・・
 

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そんな
この星での「生」というもの
「いのち」の営みというものの豊かさを
 
改めて深く感じさせていただいた
「おはなしペチカ.006」でした。
 

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この祝祭に
繋がり、支え、分かち合ってくださった
すべての皆さまに
 
こころより感謝御礼申し上げます。
ありがとうございました。
 

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『亀のこうらの夢を見て』(稲尾教彦)
 
 亀のこうらの夢を見る
 
 星にまぎれて空を飛び
 
 波にまぎれて海泳ぐ
 
 星空も 海も大地もなつかしく
 
 夢のようです
 
 おかあさま
 
 光の土地に生まれ来て
 
 夢のように生きました
 
 あの木もいつか枯れるでしょう
 
 それでもずっと夢を見ます 
 
 
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写真: 山本 美紀子さん
会場: 奈良 想芸館
 
 
● 次回は 10/28(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」




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2018年10月19日

ペチカレポ:「詩」、その願い

今回の「おはなしペチカ」の後半は、
『舟』の作者である詩人・稲尾教彦さんによる
小さな朗読会でした。


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最初にまず
語りの演出・指導を担ってくれた諏訪耕志と
稲尾さんとわたしの三人で
アフタートークをさせていただいてから
 

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稲尾さんが用意された詩たちの一篇を
足利智子さんのライアーの響きとともに
 
参加者全員で声に出すのでした。
 

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その中には『舟』からの抜粋もあり、また
想芸館オーナー・奥田英明さんの詩もありました。
 
 
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わたしにとっては
「朗読会」というもの自体も初めてでしたが
 
 
先ほど語り手であった自分が語った作品を
 
今度は聴き手であった方々から
次々と聴かせていただくという体験は
 
とても新鮮で、
かつ深い作用を感じたのでした。
 

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それはそれは豊かで
素晴らしい体験でした。
 
 
今回は時間の都合上、
参加者の皆さんが語る時間は持てなかったのですが
 
「自己紹介」ならぬ
「詩己紹介」といえるほどに
 
詩というものの朗読をとおして
 
お一人おひとりの魂の深いところが
ありありと表出していたのです。
 
それは声だけでなく
仕草や表情、佇まいからも溢れていて
 
その存在の尊さと美しさに
 
思いがけず、
何度も涙をぬぐってしまいました。
 
 
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「詩」とは
人が声に出してくれること
そうやってこの世に受肉することを
深く願い、求めている・・

 
 
今回のペチカを通して
そんな想いを強くしたのでした。
 
「物語」とちがうのは
 
魂の根源的な願いや叫び
人の内奥に秘められた想いのエッセンスが
凝縮されたことばであること。
 
 
それを人が声に出し
この世に受肉させるとき
 
詩とともに
 
語り手にも、聴き手にも
ある種のカタルシス(浄化)が起こるのかもしれません。
 

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詩人・稲尾教彦さんをとおして
 
「詩」という世界の奥深さ、素晴らしさへと
導いていただいたのでした。
 
 
 
写真: 山本 美紀子さん



● 次回は 10/28(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


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2018年10月16日

ペチカレポ: 丹心と黄泉

おはなしペチカ - 舟 - を終えて
一週間が経ち
 
改めて、あの祝祭の意味について
氣づきを深めています。
 
 
稲尾教彦さんという男性の内に降りてきた
「舟」という詩とその純粋なる精神を
 
わたしという女性がこの肉体をもって
語るということ。
 
それはまさしく
汗とともに持てる力のすべてを出し切る
出産のような体験でした。
 
 
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宇宙の中心から真っ直ぐに降り注ぐ
形のない光・精神は
 
いつも男性の内に存在し
 
 
それを受け取って
形あるこの世に産みだす仕事は
 
女性が担っている。
 
 
うみ(産み、海)、やみ(闇)、そして
よみ(黄泉)・・
 
  
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あの詩に出てくる女性は
 
生と死、この世とあの世、思考と行動、
見える世界と見えない世界、
 
その境界に立っていました。
 
 
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ことばも、ひとも、
いのちあるものはすべて
 
男と女、父と母の和合のもとに生まれ
また還ってゆく。
 
 
この陰陽の和(やわ)し、調和の本質を
古代日本では
 
「にこころ」と呼んだそうです。
  
  
「に」とは「丹」であり、また
「舟」とは「あの世とこの世をつなぐもの」です。
 
 
 
今回わたしたちは
言語造形、ことたまの道をとおして
 
「にこころ(丹心)」、和合という仕事を
担わせていただいたのかもしれません。
 

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語りの最後、
 
ライアーたちの響きとともに
 
金色に波立つ水面の上を
祝福の「舟」が清々しく漕ぎだしてゆく・・
 
その絵姿が
いまも鮮やかにこころに焼き付いています。
 

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黄泉からこの地へ
そしてふたたび黄泉へ。
 
それぞれの世界を
和しながら
 
舟は旅立っていったのかもしれません。
 
 
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写真: 山本 美紀子
 
 
 
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大阪 「日本の言靈を味わうクラス」

 
 
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2018年10月09日

祝福の船出

文字通り、全身全霊を捧げ
燃やし尽くして
いまだに放心状態が続いています・・
 
  
「おはなしペチカ.006 - 舟 -」
 
おかげさまで無事迎えることができました。


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この舟の
祝福の船出を
 
ともに創造し、分かち合ってくださった
すべての皆さま

支えてくださった皆さま
 
たくさんの女神たち 
  
想芸館の美しい空間とクラゲたち
奈良、佐紀町という地。


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ほんとうに
ほんとうにどうもありがとうございました。


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写真家の寺岡張之助さまが、当日のインスピレーションで作ってくださった画像です



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大阪 「日本の言靈を味わうクラス」




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2018年10月05日

かなしみ

分かりあえない
かなしみが

次から次へと溢れてくる。
 
 
『 舟 』という詩を通して
 
言語造形の稽古を通して
 
この肉体を通して。 


記憶を辿ることすらできない
深く、遠い、かなしみ。
 
 
  
 でも
 
 他人でなくなるから
 
 もう泣くこともなくなるわ
 
 かなしみも消えるわ
 
 
 そうしたら、きっと 
 
 本当に分かりあえる
 
 
 本当の
 
 幸せのなかで

 
 
 
これも祝祭を迎えるための
大切なプロセスであることを信じて。
 
 
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◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜


● 次回は 10/14(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」




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2018年10月03日

結婚式と舞台

一人コツコツと
ペチカの準備をしていると・・
 
なんとなく
結婚式のときを思い出す。
 
会場設定に始まり、招待状の作成に衣装決め、
スタッフとの打合せや、当日の準備・・
 
中心には常に、稽古があるけれど。
 
 
結婚式というものが
舞台と似ているのは
 
これらが「儀式」だからではないだろうか。
 
 
あの当時、たかが自分たち二人の選択に
大勢の人を巻き込んでまで式を挙げることに
強い抵抗感と遠慮があった。
 
すると夫はこう言ったのだ。
 
「これは単なる個人的な『自分事』ではなくて
 自分たちにとっても、また宇宙にとっても
 大切な『儀式』なんだよ。」
 
 
そう、儀式とは
目に見える人間たちのみの行為ではなく
 
地上から天界に至るまで
すべての精神存在との間で行われる
“ 祝祭 ” なのだ。
 
 
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「おはなしペチカ」は
 
わたしたち「ことばの家 諏訪」の創る
言語造形の舞台は、常に
 
“ことたま” の響きを通じて
 
天と地が、深く豊かに交わり合う
祝祭なのだと思う。
 
 
天なる存在の息吹によって
一つひとつの舞台は定められ
 
役目を担った者は
その息吹に耳を傾けながら
 
ただ粛々と
祝祭の実現へ向けて創造してゆく。
 
 
それでも人間だから
 
時には恐れや孤独に囚われて
押し潰されそうにもなるけれど
 
 
この息吹の主(あるじ)の存在を、
長編詩『 舟 』の精神を信頼し
 
全身全霊を捧げて
最後まで歩き切りたいと思う。
 
 
天なる導きによって集められた
貴い仲間と空間とともに
 
皆さまのお越しを
こころよりお待ち申し上げております。
 
 
◆ 10/8(月・祝)
おはなしペチカ .006 詩をわかちあう秋 『舟』〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 
 
***
 
 
◆ 諏訪千晴 プロフィール
 
1978年神奈川県出身。2004年に大阪にて諏訪耕志とともに「ことばの家」を立ち上げ、各地で芝居や語りの会を開催。2016年より語りの会 『おはなしペチカ』 を、2017年からは言語造形クラス『日本の言靈を味わう』 をスタート。趣味は、木登り、巣作り、庭いじり、文通。体を使うこと、ことばを綴ること。
  
/class
『日本の言靈を味わうクラス』

 
 
 
◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜

● 次回は 10/14(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」



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ペチカ語り:諏訪かさね

いよいよ来週に迫って参りました
「おはなしペチカ - 舟 -」
 
今回も、ともに言語造形を担ってくれる
次女の諏訪かさねを紹介します。
 

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今年で10歳になる彼女は
二回目のペチカ以降、
ずっと出演してくれています。
 

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若く、新たな魂を持つ人の
透明で伸び伸びとした声の響き。
 

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大人には決して真似のできない
 
子どもならではの言語造形の魅力を
満喫していただけましたら幸いです。
 
 
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◆ 10/8(月・祝)
おはなしペチカ .006 詩をわかちあう秋 『舟』〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 
 
***
 
◆諏訪かさね 自己紹介
 
小学4年生。わたしは音楽が好きです。学校では「音楽クラブ」に入っていて、好きな楽器はピアノです。今は『崖の上のポニョ』を練習しています。
 
今回のペチカでは『亀のこうらの夢をみて』という詩を語ります。わたしもこの星に生まれてきてよかったなと思います。
 

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◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜

● 次回は 10/14(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」




 
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2018年09月25日

ヒルコの舟

なぜ石津太(いわつた)神社のくすのきに
呼ばれたのかが、分かった。
 
すてられたヒルコを乗せたのは
くすのきの舟だったから。
  
そして
 
二週間後のおはなしペチカで語る
長編詩『 舟 』は

同じように
イザナミという母を失った
 
ヒルコの物語だったから。
 
 
今になってようやく氣がついたよ。


 
イワクス舟が辿り着いたとき
石津の人々は火を焚いて
幼いヒルコの体を温めたという。
 
そうやって
 
彼女の訪れを「祝った」から
「いわつた」神社なのかもしれないね・・と
 
クラスの仲間が教えてくれた。
 
 
両親の厄を払うため
イワクス舟で流されたヒルコは
 
 
「ほんとうの幸せ」
 
「ほんとうに分かり合えること」を希って
 
 
今、ふたたび舟に乗ることを
決意する。
 

◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 
 
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● 次回は 10/14(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」
 
 
 
 
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2018年09月24日

ペチカサポート:林芳江さん

今回の「おはなしペチカ」と
奈良の人工クラゲ工房「想芸館」を
 
妙なるご縁で結んでくださった
林芳江 さんをご紹介します。
 
ならまちで美容院を営まれる芳江さんは
 
いつも満開のお花のような笑顔で
多くの方を魅了し、そして繋げてゆかれる
素晴らしい方。
 
またわたしにとっては
魂の記憶を「古代の奈良」へと繋げてくださる
案内人のような存在でもあります。^^
 
今回のペチカでは、駅からの送迎など
沢山の細やかなサポートをいただいています。
 
彼女が広げてくださったこの時空間で
豊かな出会いと創造を営めることを
こころから願っています。
 

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◆ 10/8(月・祝)
おはなしペチカ .006 詩をわかちあう秋 『舟』〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 

***
 
jugo.hair&beautyの林芳江です。
 
1977年生まれ、奈良生まれの奈良育ち
 
高校卒業後、中学の頃から通う地元のサロンに就職。10年後、独立。現在、奈良町の元興寺の隣でアトリエサロンを営み13年目となります。舞台メイク、パーソナルカラーなども行っています。
 
特に、色彩学の世界からシュタイナーの事を知り(色彩論の礎を作った方と思っていたのですが)、言語造形や音楽やその他もろもろ、様々な分野で開花されて、現在も沢山の方に影響を与えている方と知りました。
 
パーソナルカラーでは、ドイツやアメリカから日本に入っておりますが(日本人の私には日本独自の思考が必要だと感じております)
 
日本人のDNAはとても複数な様で、島国でありながら、沢山の種類の遺伝子が混合しているそうです。確かにシルクロードの最終地点のはずなので、それもそのばず!・・・と、ロマンを抱きながら
 
それなら!日本のルーツや、世界のルーツを知る必要がある!と只今勉強中です。
 
そして、その事がもっと深く学べたなら、体の仕組みや特徴が理解出来ることで、体調管理や心のメンテナンスも出来るのではいかな?と、胸を膨らませております。
 
 
昨年の演劇〈丹生都比売〉から、
諏訪さんご夫婦、智子さんとご一緒させて頂き
 
「おはなしペチカ」では、
写真の美紀子さんにもお目にかかり
 
不思議なご縁を感じております。
 
作品を通して、それぞれのフィルターで、
受け取り表現されるのは
 
私の仕事にも共通することもあり
大変、刺激を頂きます。
 
 
今回は、サポートという形での参加ですが、
地元奈良でおはなしペチカが開催されること、
とても感激しています。
 
そして、最後に対話の時間ももうけられており、
 
作品を通して
新しい発見や様々な感じかたをシェアできる
貴重なイベントだと感じております。
 
 
「ことばの家」の取り組みをFBから拝読しておりますが、いつも大切な事を発信して下っていて、自分の足元を見つめたり、励みになったりそんなお二人を、生の姿を見て頂きたいのです。
 
 
稲尾さんには、当日初めてお会いするのですが、勝手な想像ですが宮沢賢治さんとイメージ重なります(笑) 自然体に自然と人を愛する方なのかな〜と。
 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
jugo.hair&beauty 

 

◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜

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2018年09月18日

ペチカ写真:山本美紀子さん

おはなしペチカで
今回も写真を撮ってくださる
 
山本美紀子さんからのメッセージを
ご紹介いたします。

 
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彼女との出会いによって
 
「写真」という世界は、撮る者の「眼差し」が
いかに表れているかを知りました。
 

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みっこさんの美と世界観は
 
わたしたちことばの家が大切にしている精神を
ありありと感じ取ってくださり
 
これまでたくさんの貴い瞬間を
写し出してくださいました。
 

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今回も撮ってくださること
本当に嬉しく有難く思っています!
 
 
◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 
 
 
***
 
いつも写真を撮らせて頂いている
おはなしペチカが
10月8日に開催されます。
 
美しい詩が、美しい所作で、美しい空間で、
語られます。
ご興味のある方、ぜひお越しください。
 
千晴さんの語りを聴いていると、
 
言葉は単なる言葉を超えて
豊かなイメージを生み出すものなのだな
と感じます。
 
そして、それを包み込むような
智子さんの奏でる
繊細で美しい音との掛け合いは、
 
日常から「ものがたり」の世界へと
私たちを連れて行ってくれます。
 
おはなしペチカを撮影させて頂いて2年。
 
今回は人工クラゲが浮遊する
幻想的な空間での撮影、楽しみです。
 
 
◆山本美紀子さんプロフィール
 
技術職として働きながら、プライベートにて写真で日常に流れるモノゴトを表現することを目指してます。現在、40歳前後の女性をテーマとした作品を制作中。


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● 次回は 9/23(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜


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2018年09月14日

ライアーの音色と、波の色

今日は足利智子さんのライアーと
おはなしペチカ『舟』の音合わせ。
 
語りのラスト、
低音のタリタライアーの音色が
 
あの、海辺に寄せる
きらめく波そのもので
 
その輝く波に包まれながら
 
「本当の幸せ」へと
漕ぎだされた舟の絵姿が
  
ありありと見えたのでした。
 
 
虹色の輝きに満ちた
 
祝福の船出。
 
 
一年ぶりに触れた
彼女の繊細なライアーの音色に
胸が熱くなりました。
 
 
残り三週間、この音色を胸に
語りもますます深めてゆきたいです。


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● 次回は 9/23(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜




 
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