2019年08月02日

芸術的な響きを

いかにイデオロギー的な要素を抜き取り
美しく芸術的な響きを湛えてゆくか・・
 
小学生の子どもたちへ
物語を語るということ。
  
工夫を重ねています。
 
 
原爆をテーマにした紙芝居
『ちっちゃなこえ』
 
終戦の日に向けて。


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◆ 次回は 8/11(日)
「やまとことは」を味わうクラス

 
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2019年07月13日

紙芝居を


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8月15日、終戦の日に
紙芝居をさせていただくことになりました。
 
先日の公演のすぐ後に
思いがけないところから頂いたお仕事で
 
紙芝居と言語造形のコラボというのも
初めての挑戦になります✨
 
 
主人公の黒猫・クロが語る
広島の物語。
 
あの『原爆の図』を描かれた
丸木俊・丸木位里の絵で
 
小学生の子どもたちと親御さんへ向けて
語らせていただきます。
 
 
 ね、きみの なかの 
 
 ちっちゃい こえは 
 
 きこえてる?
 
 
 きみの 
 
 イノチたちは
  
 みんな 
 
 げんきかい?
 
 
物語のひびきを、広島のひびきを
全身で感じ取りながら
稽古しています。
  

◆ 次回は 7/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス

 

 
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2019年07月10日

響きと余韻

意味よりも

響きを


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説明よりも

余韻を
 

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そんな舞台を

創造したい


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◆ 次回は 7/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス

 
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2019年07月05日

竜巻

小さな頃から
自分の内にときどき
 
強い衝動やエネルギーが
突き上げてくるのを自覚していて
 
それはまるで
どこまでも果てしなく翔べるかのような
 
無限の感覚だった。
 
たとえるなら
高速で渦を巻きながら上昇する
「竜巻」のような・・
 

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でも
 
成長するにつれ
 
それが人や世間との
トラブルになり得ることを知り
 
この感覚は危険だし
まして女なのに恥ずかしいんだ・・・と
認識するようになり
 
できるだけ抑圧して生きるようになって。
 
 
でも、やっぱり、、
 
いくら抑圧したって
消えるもんではないんだな。。^^;
 
 
 
陸の上では
 
とかく衝突しがちなこのエネルギーも
 
 
海の中では
 
誰とも衝突せず
果てしなく泳ぐための源となる。
 
 
だから
 
抑圧するのではなく
 
陸の上でも表現の仕方を学びながら
このエネルギーを発揮してゆくこと・・・
 
 
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写真:山本 美紀子
 
 
ようやく今、
それを自覚するときが来たのだと
 
今回の舞台は教えてくれた氣がします。
 
 
わたしにとって言語造形とは
その貴重な表現方法なのだ、と。
 
またそれを発揮することこそが
この星に生まれて来た理由なのだ、と。
 
 
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 いさり火は
 
 身も世もなげに瞬きぬ
 
 陸(くが)は海より
 
 悲しきものを
 
 与謝野晶子
 
 

◆ 次回は 7/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス

 
posted by 千晴 at 09:24 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月14日

縄文の子守りことは

縄文の一大叙事詩
『ホツマツタヱ』の冒頭、
 
両神(ふたかみ)の厄祓いのために
川へと捨てられたワカ姫を
 
待ち受けて、拾い育てた
住吉(すみのゑ)の翁・カナサキさんが
幼いワカヒメをあやすシーン。
 
 
 アワウワヤ 
 テフチ シホノメ・・

 
 
なんとこの台詞、
夫が各地で幼な子たちに語っている
昔話の一節だったああ〜〜〜!@@
 
 
 アワワワワ 
 チョウチチョウチ トットノメ・・

 
 
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「テフテフと書いて
 チョウチチョウと読むでしょう?」
 
とは、ことのはクラスのもりやさんにお借りした
清藤直樹先生のDVDより。
 
 
そして
「シホノメ」とは
「目を細めて」とのことだけど
 
 
夫いわく
「トットノメ」は
「魚の目」という意味でもあるらしい。
 

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「潮」も「魚」も海を感じるし
 
やはりこの昔話も
カナサキさん率いる「舟の一族」の香りが
感じられて仕方がない〜!(≧∇≦)
 

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まるで天使そのもののような
幼な子たちの表情を観ながら
 
ワカ姫がカナサキ夫妻にどれだけ慈しまれ
こころ豊かに育ったのか・・と
想いを馳せました。
  
 
今日もまた
縄文とが今が不思議にリンクした一日!(≧∇≦)涙
 
 
◆ 次回は 6/23(日)
「やまとことは」を味わうクラス

◆ 6/30(日)言語造形公演
『常世の濱の浪の音聞こゆ』
 
 
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2019年03月02日

役者は揃った!


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紆余曲折を経ながらも
ついに本日、
 
舞台『をとめとつるぎ』丸は
10人の乗組員とともに
無事、船出いたしました〜!(≧∇≦)

 
初日となる今日、なぜか思い出したのは
11年前の初舞台のときのこと。
 

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2008年3月 舞台『藪の中』

「ことばの家」での初の演劇、
あのとき、お腹のなかにいた次女が
今回は11歳の姿で参加してくれます。
 
なにかが一巡りして
「ことばの家」の舞台創りは
また次のステージへと入ったのかもしれません。
 
 
この船が果たして
わたしたちをどこへ運んでくれるのか
 
それは誰にもわからないけれど
劇の精神と、神々の御力を仰ぎつつ
 
来年3月の上演に向けて
 
音楽総監督の足利智子さんをはじめ
素晴らしメンバーとともに
精一杯オールを漕いでゆきたいと思います!
 

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はにわの船♪


◆ 次回は 3/10(日)
【残席2】「やまとことは」を味わうクラス

※ 次々回は3/31(日)です!
 
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2019年02月16日

魂がよろこぶ神様巡りの会

3月17日(日)、京都にて

『 やまとことはと和歌 』と題して
お話をさせていただくことになりました。
 
「神を引き寄せご縁をつなぐ神様巡りの会」さまが
主催されているイベントです。
  
今回は言語造形のWSでも、公演でもなく
初めて講座のみをさせていただきます♪
 

「やまとことは」そして「和歌」という
日本の妙なることばの文化。
 
その成り立ちやエネルギーを通じて
「日本語」を語れる者であることの誇りと喜びを
皆さまと分かち合えたらと願っております。
 
 
また午後からは “京のお伊勢さん” ともいわれる
「日向大神宮」へのお参りも♪
 
こちらに所縁の深い和歌もご紹介したいと思います。
 
 
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「魂がよろこぶ神様巡りの会(弐拾漆)」
 
【やまとことはを知る】
 
諏訪千晴さんに来て頂きお話しをして頂きます。
その後、日向大神宮に参り皆様ご一緒に,和歌を語ります。
 
*「やまとことはと和歌」
 
わたしたち日本人の母語である日本語は、
世界中で最も不思議な力を秘めた言語といえます。
 
その言語は、
一体どのようにして起こったものなのでしょう。
 
「言靈(ことだま)」という呼び方が流行するよりも
遥か以前、縄文の時代から「やまとことは」は存在し、
その力は人々に認識されていたのです。
 
またこの国には、さらに妙なる文化として、
「和歌」というものがあります。
 
「やまとことは」の成り立ち、
そして「和歌」の秘密とその響きを、
縄文の先人たちが遺した素晴らしい和歌とともに
辿ってみましょう。
 
当日、ご一緒に参拝する神社と
所縁の深い和歌もご紹介いたします。


*「言靈(ことだま)」を語ると

🍀すべての生命体が活性化します。
🍀エネルギーが循環して拡大します。
🍀松果体を癒し、遺伝子・DNAが開花します。

🍀未知なる様々な能力が発見されます。


(諏訪千晴さんプロフィール)
 
ことばの芸術「言語造形」をする人。
大阪「ことばの家 諏訪」を拠点に、各地で語りの公演やクラスを開催。木登りと手紙と和歌を愛す。2018年より「やまとことはを味わうクラス」を開講。


日程   2019年3月17日(日)

時間   10時〜16時 (開場9時50分)

集合場所 エンソウ アンゴ FUYA II <麩屋町通 U> タタミサロン

参加費   5800円(講座、ランチ代他)

詳しくは参加者にご連絡します。


ナビゲーター 佐都美

幼少の頃より霊感があり、霊体験を繰返す。自分の霊力をコントロール出来ずに 一時封印する。その後、自分の使命に気づく出来事があり封印を解き、凄い霊能力を持った大国主神の守り役をされている師匠に出会い、更に伝授して頂きパワーアップする。

皆様にご利益と御開運が舞い込みますように。

お申し込みはこちらから
 
 
 
 
 
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2019年01月09日

「古事記のまつり」に出演します!


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今週末の土曜日(1/12)は
夫婦でこちらのイベントに出演します!
 
古事記のまつり
@ 奈良春日野国際フォーラム 甍〜I・RA・KA〜
 

ためしに夫が応募してみたら
朗唱大会に出場できることに♪ ^^*
 
わたしたちの出番は
14:50〜15:00頃、三番目となります。
 
『古事記(ふることぶみ)』の冒頭
「天地(あめつち)のはじめ」を語ります。
 
大好きな能舞台 & 天平の衣装も
着せてもらえるようでワクワク♪
 
さらに朗唱大会の前後には
 
島根県松江市「佐陀神社」に伝わる
『佐陀神能』も上演されるとのこと。
 
しかも演目はなんと
『日本武』と『八重垣』。
 
まさしく今、
ことのはクラスで取り組んでいる
ヤマトタケとソサノオの物語です!!
 
た、楽しみだあああああ♡ (≧∇≦)
  
 
当日は入場無料のようですので、
 
ご興味、お時間のある方、お近くの方、
どうぞ冷やかしにおいでください!笑
 
 
こちらでも詳しく紹介されています♪


◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 
 
posted by 千晴 at 18:06 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月31日

2018年、ありがとう!

この一年は
言語造形という芸術を通して
 
舞台活動に加え
 
クラスでの指導から
素晴らしい出会いに恵まれたり
 
日本の古典や和歌の扉も開いて
新たな世界が拡がりました。


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舞台も、クラスも、古典の学びも
自分ひとりでなく
様々な方との共同の創造から
生ずるもの、得られるものの豊かさに
 
驚きと感動に満ちた一年となりました。
 
 
2018年、豊かでときめく創造を
ともにしてくださった皆さま
 
ほんとうにどうもありがとうございました!
 
どうぞよいお年をお迎えください!


◆ 次回は 1/13(日)
「やまとことは」を味わうクラス
 

posted by 千晴 at 15:00 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

キリスト生誕劇2018

2018生誕劇クラス。
本番もいよいよ来月に迫ってきました。
 

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今日は歌の先生の 足利智子さんと
バイオリンの 高垣 さおりさん
そして、役に、歌にとサポートくださる
斉藤 理美さんがお越しくださり
 
稽古もググッと深まって参りました。
  
 
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ことばの家で二回目の上演となる今年の生誕劇、
きっとまた新しく豊かな時空間となる
予感がします♪
 
 
語るように歌い
 
歌うように語りながら
 
 
大切に創造を重ねてゆきたいと想います。
  
   
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◆ 12/25(火・祝)
ことばの家 クリスマス公演
キリスト生誕劇 2018
 
 
◆ 次回は 11/25(日)
「やまとことは」を味わうクラス


posted by 千晴 at 16:24 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月31日

「拾夜祭」にて言語造形WS!

10/30 大祓詞の言語造形WS
@大和神道御魂ノ社
 
奈良・大和まほろばの地に坐す
大和神道御霊之社の『拾夜祭』にて
 
牧野宮司にお招きをいただき
 
「大祓詞」の言語造形ワークショップを
させていただきました。
 

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「拾夜祭」とは
稲刈りの仕事もひと段落を迎えるこの時期に
収穫の感謝を分かち合う祭典です。
 
大切なお祭りの空間で
 
最年少が65歳(!)という
総勢50名余りの神社氏子さまと
 
身体を使って生き生きとしたことばを放つ
この「言語造形」という芸術を
果たして分かち合うことができるだろうか・・
 
ちょっぴりドキドキしつつも
 
ここはもう
人生の大先輩方の胸をお借りするつもりで
思いっきり飛び込ませていただきました!
 

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するとなんと・・
 
皆さま見事にこころも体もオープンにして
全身で取り組んでくださり
 
そのお姿と素晴らしいことばの響きに
こころから感動してしまいました。
 
 
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そうやって
ともに動き、笑い、祓い、喜び合って
ほんとうに楽しくも豊かな
「やまとことは」を創造してくださいました。
 
 
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敬愛する大和大国魂神の御前で
 
しかも二千以上もの間
その土地を守ってこられた氏子さまたちと
 
このような体験を
ともにさせていただけたことの幸いを
深く深く、感じ入った一日となりました。
 

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お招きくださいました牧野宮司ご夫妻、
温かくチャレンジフルな氏子の皆さま
 
そして、
そのすべてを素晴らしいご配慮で
サポートしてくださった大和大国魂神さま。
 
貴重な体験をさせていただきまして
ほんとうにどうもありがたとうございました!


● 次回は 11/11(日)
大阪 「やまとことは」を味わうクラス



posted by 千晴 at 22:25 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月27日

今年もやります!

12/25(火)
『 キリスト生誕劇 』。
 

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先日、初代マリアさまより
昨年の衣装を受け取りました。
 
茜で染めたワンピースに
 
イスラエル&淡路島の土、
+ 愛(藍)で染めたというストール。
 
これを纏って舞台に立つと
なにかがとても “通る” らしいのです。
 
 
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そして今日、
今年の二代目マリアさまへ
 
このメッセージとともに託しました。


衣装を通じて
こうしてなにか大切なものが
引き継がれてゆくことに
 
厳かなときめきを感じたのでした。
 

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12月25日(火)・クリスマスの夜、
 
今年も大阪にて
『キリスト生誕劇』を上演いたします。
 
 
聖なる時空間を
皆さまを分かち合えますことを願っています。
  
どうぞご予定、空けといてね〜♪ (≧∇≦)
 

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● 次回は 10/28(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」



posted by 千晴 at 10:40 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

稲尾教彦さんと「舟」

秋の「おはなしペチカ」で語らせていただきます
長編詩『舟』の作者・稲尾教彦さんが
 
この詩への想いを綴ってくださいましたので
ご紹介させていただきます。
  
ある日、ふいに、
わたしの元へと流れついた、舟。
 
それは、15年ほど前に
稲尾さんの元に流れついていた舟・・・
 
今、この舟が導いてくださっている
すべてのご縁。
 
驚きと感謝と不思議な感覚のなかで
可能な限りその精神に寄り添えることを
願っています。
 
◆ 10/8(月・祝)
おはなしペチカ .006 詩をわかちあう秋
『舟』〜 本当の幸せのある彼方へ 〜

 
 
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***
 
この秋、奈良で10月8日に、拙作の詩による、
言語造形の公演をする運びとなりました。
語りは、言語造形家の諏訪千晴さんです。
 
今から15年近く前に書いた作品であります。
この作品を書いたときのことが、いまでも、
鮮明です。
作品についてすこし、お話させてください。
 
東京に住んでいる頃でありました。
ゆえあって、
京都のとある山に登りたい、登らねばならない、
という想いがつのり、
2月の寒い中、数日山篭りして、
その後に書きはじめたのです。
 
 
 ほんたうの幸い、
 
 永遠との別離、
 
 過去の一切とそれを観ると云うこと

 
 
わたし自身の中に見つめるもの多くあり、
雪の降る、神聖なる山が
それを見せてくれたのです。
 
ほんとうの幸せがあると信じていました。
信じるということばは
間違っているかもしれません。
どこかで、それが存在すると「解っていた」
という方が正しい気がします。
 
ところが、ほんとうの幸せを想い、書き始めると、
世界と他人である、という
どうしようもない深淵が現われたのです。
 
「舟」は、その深淵をわたってゆくものです。
 
   *
  
わたしのこころの底に沈んでいる、
願いのようなものがありました。
 
それは、深淵を渡る、ということです。
 
わたしは、この長編詩を書きながら、
その深淵の輪郭、そして己の願いが
明らかになってゆくことを見ました。
 
その実、後半は、
もうボロボロに泣きながら書いたのです。
 
それは、真実、わたしのこころの声でした。
書くことを通して、わたしは、わたしの、
真の想いを知ったのです。
 
詩は、
客観的なもの、寄る辺なきものであるがゆえに、
私的なものでもあります。
 
私的なものであるがゆえに
他者に通ずるものであるかと、
不安でもありましたが
 
この詩を、
幾人かの友人に読んでもらう機会がありました。
わたしが語り、
これを聴いてもらったこともありました。
 
それによって、この詩のもつ詩情と事柄が、
多くの人の胸を打つことを知りました。
 
それは、わたしの中に孤独に響いていたものが、
他者にも鳴り響いていたことなのだと知った
出来事でした。
 
読後、ある友人は、
感想を話しながらしみじみと涙を流しました。
 
「失った母が、この詩の、
 この部分にある通りに自分に浮かんだのです」と。
 
   *
 
この詩の中で
あらゆるものが失われ、過ぎ去ってゆきます。
 
  
 何もかもが消え去れば
  
 私は泣くかもしれない
 
 私は叫ぶかもしれない
 
 でも、私はいつもそうしてきた
 
 私はもう慣れっこよ

 
 
その中でも、永遠なるものへ
舟は漕ぎ出そうとするのです。
 
失われた永遠なるものの手触り、それは、
母なるもの、ほんとうの幸い、のようなもの。
 
 
詩中の若い女。
その姿は、手の届かないものへ、
手を伸ばし続ける姿かもしれません。
 
しかし、その姿を、美しいと、わたしは思う。
 
 
この作品を、大阪の言語造形家、
諏訪千晴さんが語ってくださいます。
 
この詩を、
言語造形を通して取り組むということは
まさに全身全霊をもって向うことになることが、
目に浮かびます。
背の底から、噛み潰すことのできない叫びが
立ち上がる。
 
 
千晴さんという人を知っているから、
その真っすぐな人となりを知っているから、
ぜひにと思い、語っていただけませんかと、
わたしからお願いしました。
 
ようやく、この舟が、
解き放たれるときがきました。
 
演出は、諏訪 耕志 さん。音楽は 足利智子 さん。
会場は奈良の平城京近く「 想芸館 」という
非常に美しいギャラリーです。
 
考えられうる、
いやそれ以上の人と場所の巡り会わせを戴いて、
 
この詩が、旅立つときが来たのだと、
心底震える気持ちでいます。
 
きっと、この詩は、
このときを待っていたのです。
 
ぜひ、
おはなしペチカ.006「舟」にお越しください。
こころより、お待ちしています。
 
稲尾教彦

***


● 次回は 9/9(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜


posted by 千晴 at 10:40 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月31日

プライベートレッスン

長崎は島原よりはるばると
ことたまクラスのプライベートレッスンを
受けに来てくださいました♪


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ゆったりとした時間のなかで
お互いの対話や理解も深めつつ・・
 
縄文の和歌の美しい響きに耳を澄まし
全身で声に出して味わいました。
 
和歌さん、豊かで満ち足りたひとときを
ともに創造してくださり
どうもありがとうございました!(^o^)/
 
 
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***** 

 
「ことばの家 諏訪」では
プライベートレッスンも受け付けております。
 
各講座への参加が日程的に難しい方
じっくりと一対一で言語造形を学びたい方
どうぞご利用くださいね♪
 
https://kotobanoie.net/spra/#private
 
 
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● 次回は 9/9(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


◆ 10/8(月・祝)おはなしペチカ .006
詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜

posted by 千晴 at 13:17 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

いい

やみくもでも、いい
 
間違っていても、いい
 
見当違いでも
 
手応えがなくても
 
何も、見えなくても
 
何も、掴めなくても
 
いい。
 
 
たとえ
 
無駄な努力になったとしても
 
いいんだよ

 
・・・

 
稽古において
 
わたしに必要な
 
マントラ。
 
 
 
● 次回は 8/26(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


◆ 10/8(月・祝) おはなしペチカ .006
 詩をわかちあう秋 『舟』 〜 本当の幸せのある彼方へ 〜
 
 
 
posted by 千晴 at 14:37 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

ねっこぼっこ合宿 in 信濃

「こころ」というもの
 
「しじま」というところ
 
そして
 
「ことば」というものに
 
 
純粋に
真っ直ぐに
どこまでも透明に
 
降りてゆく体験でした。
 

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己のこころを解き放ち
真っ新にしたとき
 
そのしじま(静寂)から
ことばが聴こえ
 
「詩」が生れるのだということを

初めて味わうことができました。
 

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しじまを通じて
伊那・新山(丹生山)の自然たちが
 
ほんとうのことばを紡ぐことを
助けてくれました。
 

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こんなにも深い体験を与えてくださった
四人のねっこぼっこ先生たち


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サポートいただいた「ひだまりの家」の皆さん
そして出会った仲間たち
 

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かけがえのない三日間を
ほんとうにどうもありがとうございました。
 

● 次回は 8/12(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」


posted by 千晴 at 14:08 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

待っているおはなしたち

二年ほど前に、初めて一人で
「おはなしペチカ」をスタートさせてから
 
次第に確信してきたことがあります。
 
それは
 
この世に受肉したがっているおはなしたちが
 どうやら順番待ちをしているらしい

 
ということ。
 
日本昔話に始まり、龍の物語たち、
そして宮澤賢治に、ミヒャエル・エンデ。
 
みんなそれぞれに
ときめくアプローチで
わたしの目の前に現われてくれました。
 
 
そして今年、
エンデの後に訪れてくださったのが
 
詩人の稲尾教彦さんと
彼の作品である長編詩『舟』でした。
 
 
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10/8(月・祝)
 
今年のペチカは長編詩への挑戦であり
尊敬する稲尾さんとのコラボです♪
 

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この『舟』公演について、
稲尾さんが綴ってくださった記事を
ご紹介させていただきますね。
 
ブログ「草と雨」より
 
 
どうぞお楽しみに〜!(≧∇≦)
 

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● 次回は 7/22(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」
 
 
posted by 千晴 at 18:35 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月03日

言靈で祓う

週末のことたまクラスの
「稲虫祓い」の物語を声に出していたら
 
ヲヱ(穢れ)が祓われて
喜びが満ちてきた!
 
己に纏わりつき、内側に忍び込もうとする
ヲヱクマ(汚穢)さえ祓われたなら
 
人は本来の健やかさを
 
神の分身である
その健やかなこころもちを
 
立ちどころに取り戻すことができる。
 
 
言靈(ことたま)とは
 
人に与えられし、
妙なる「御宝(おんたから)」なんだ!
 
 
 ゑおはらひ やはりわかやき
 
 よみかえる そろにみのりて
 
 ぬはたまの よのかておうる
 
 おんたから よろこひかえす
 
 きしゐくに

 
 
ヲシテ交換日記も、
ついついそんな「よろこひ」に溢れちゃった〜♡(≧∇≦)
 
 
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● 次回は 7/8(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」
 
 
posted by 千晴 at 22:15 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月28日

ヲシテ交換日記 ☆ はじめました

じつは大阪ことたまクラスで
交換日記をはじめました♪ ^^*
 

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どこを回り
いつ戻ってくるかも分からない
 
大人の交換日記。
 
しかも
日本の古代文字ヲシテ文字で!
 
きゃ〜♡ (≧∇≦) 
 
 
記念すべき?第一ページ目は
大阪クラスのことたま講師、
もりやさんが綴ってくださいました。
 
しかもいきなり
とても素敵な和歌で♡
 
小川 和代ワアミ さんが
翻訳も付けてくれたのでご紹介しますね♪
 

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文字そのものから
ありありとエネルギーが立ち上ってくるような
古代ヲシテ文字。
 
いつか自由に読み書きできるようになりたいな♡
 
 
ことたまクラスの皆さん
回ってきたらよろしくね〜!笑 
 
 
● 次回は 7/8(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」
 
 
posted by 千晴 at 00:00 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月22日

夏至の火祭り

今年の夏至は
八ヶ岳南麓の 森の家mysticosophia にて
 
「子どもと祝う四季の祝祭 〜夏至の火祭り〜」に
参加させていただきました。


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周囲360度を小川に囲まれ
優しいピンク色の花々が咲き誇る
小さな丘のうえで


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焚き火を囲み
火の精neoサラマンダーズとともに
太陽と火の神へ祝福のダンス。
 

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そして子どもも大人も
焚き火の上をジャンプして
水無月の穢れを祓ったあとは
 
鉄琴の音色とともに
スコットランドに伝わる夏至の物語
『錆びた短剣』を語らせていただきました。
 
 
ふだんの屋内での静かな空間での語りと
屋外&川のせせらぎに包まれた空間でのそれは
 
まったく別次元の体験でした。
 
 
はじめ、
火を囲む人々に向けて語り始めたものの
 
いつしかその対象は
 
人々の背後にある草花、樹木、空、風、炎、煙
そして川を流れる水たちへと拡がってゆき
 
同時にわたしと物語は
それらとひとつになり、その一部分となって
 
風のように
川のように
煙のように
 
空間にさわやかに消えていったのでした。
 
 
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もしかしたら今回の物語は
そんな自然霊たちからの招待で
実現したのかも・・
 
ふと、そんな風に感じました。
 

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そしてあのような
火を囲んで輪になって語る自分の姿が
 
なぜだかとても懐かしくて。
 
古代の記憶なのか
それとも今生のブループリントなのか・・
 
この小さな頭ではまだ分からないけれど
 
わたしは「太陽」と「火」
そして「火祭り」が大好きなんだな♡と
改めて実感した夜でした。
 

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40歳の節目となる夏至に
このような体験に導いてくださった 金井 菜穂 さん、
語りの演奏を担ってくれた 佐々木 朝美 さん
 
その他すべての方々と、神々と、自然霊たちへ
 
こころより感謝申し上げます。


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● 次回は 7/10(日)
大阪 「日本の言靈を味わうクラス」

posted by 千晴 at 01:00 | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする