2020年03月03日

和歌による和合 

昨年の夏より、ことのはクラスで
11回に渡って学んできた
『山幸彦&豊玉姫』シリーズ。


青木繁「わだつみのいろこの宮」.jpg
青木繁『わだつみのいろこの宮』 山幸彦(中央)と豊玉姫(左)の出会い
 
 
いよいよラストとなる今回は
おふたりの和歌が登場します。
 

沖つ鳥 鴨着く島に わが寝し 妹は忘らじ 夜(世)のことごとも ウツキネ.png


“ 鴨にかかる枕詞 ” といわれる
「沖つ鳥(オキツトリ)」は
 
舟の一族、海人族・・
つまり豊玉姫の先祖であり
 
「鴨船」を発明した「オキツヒコ」が
由来とも言われています。
 

d0161928_21065215.jpeg
オキツヒコを祀る『志賀海神社』 @福岡県志賀島
 
 
いろいろな出来事によって
離れ離れとなっていたふたりにも
 
さまざまな氣づきと、学びと、
深まりがあって・・
 

沖つ鳥 鴨を治むる 君ならで 世(夜)のことごとを ゑやは防がん トヨタマ.png


ただの恋歌ではない
 
この歌に重ねられた幾つもの想いを
ともに感じ合いながら
 
全身を使って響かせてみましょう。
 
 
初めての方でも
どうぞお気軽にご参加ください。
 


次回は 3/9(日)
「やまとことは」を味はふクラス
 
 

3/28(土)大阪 
3/29(日)東京
 
神功皇后御崩御1750年記念
 
言語造形劇 『 をとめとつるぎ 』
 
 

posted by 千晴 at 00:00 | Comment(0) | ことのはクラス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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