歌人・与謝野晶子。

彼女が読売新聞『婦人短歌』の
選者を引き受けたときの挨拶文に
以下のような作歌理念がありました。
「わたくしは歌壇の流派と
交渉のない人間であり
従って流派に対する偏見を
持ってゐません。
しかし次のことだけは
申し上げて置きたいと思ひます」
《 作歌理念 》
・
歌はことばの芸術であり、
ことばの音楽である。
芸術の領域に入り、
新しい発見の作でなければならない。
・
古臭い感情の繰り返し、
新鮮な実感を妨げる
万葉にまねた古臭いことばで
歌を作ってはいけない。
・
必ず「明晰、優雅、清新」の
三つの文語のみを用い
「ことばの音楽」を
工夫しなければならない。
・
自らの発見による実感を
歌にしなければならない。
与謝野晶子
『選者受諾の最初の挨拶』より

きゃ〜♡ めっちゃ共感!!(≧∇≦)
己がこころの
そのいのち、リアリティこそを
大切にすること。
またそれを詩的に、
芸術的に表現すること・・
そうして完全にオリジナルに、
自由に羽ばたいて。
う〜ん、ときめきます!!(≧∇≦)♡
やっぱり同じ道の先輩だわぁ〜!
晶子に出会い、和歌を始めて一年。
ますます深めてゆきたいです。
◆ 次回は 1/12(日)
「やまとことは」を味わうクラス