2019年11月12日

仲哀天皇大本営御旧跡

11/2 『仲哀天皇大本営御旧跡』。
 
来年三月に上演予定のお芝居
『をとめとつるぎ』の舞台となる
 
福岡は『香椎宮(かしいのみや)』。
 
「古宮」と呼ばれるところに
この空間はありました。
 
 
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石碑には『仲哀天皇大本営御旧跡』と書かれています。


ここは仲哀天皇と神功皇后が
熊襲討伐のために陣を張り
ともに協力しながら作戦を練り
 
そして
 
神がかった神功皇后の託宣によって
天皇がお隠れになられたところ・・・
 

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仲哀天皇の棺を立てかけた椎の木から芳しい香りが漂っため「香椎宮」と名付けられたそう


とても熱く、激しく、
切なく、悲しい場面です。
 
 
「戦いの女神」とも呼ばれ
とかく勇ましいイメージも持たれる
神功皇后ですが
 
この空間でわたしを包んだものは
 
 
「もう、二度と、離れたくない」
 
 
そんな想いでした。
 

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仲哀天皇役と神功皇后役を、武内宿禰役が撮ってくださいました。笑
 

天へと還られた夫は
その後「輝く星の光」となって 
妻子とこの国を支えてゆくのだけれど・・
 
それでも肉体を持つ
一人の「ひと」として
 
残された神功皇后がここで体験された
深い痛みと悲しみ。
 
 
なんとなく
分かち合えたような氣がしたのでした。
 
 
神功皇后。
そのこころと精神を
 
まっすぐに、ひたむきに、
この身に受け取ることができますように。
 
 
IMGP0156.JPG
今回は舞台メンバーと二泊三日の福岡合宿でした!
神功皇后が「とこしへに本朝を鎮め護るべし」と祈りを込めて
御手植えされたという1700年の綾杉の前で!




★ 舞台『をとめとつるぎ』
3/28(土)大阪・山中能楽堂
3/29(日)東京・中村中学校フェニックスホール
 

◆ 次回は 11/24(日)
「やまとことは」を味わうクラス





posted by 千晴 at 21:00 | Comment(0) | 公演レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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