あの “ 天孫降臨 ” で有名な
ニニキネ(瓊瓊杵尊)さまの和歌が
登場します。

石井林響「木華開耶姫」
産んだばかりの三つ子とともに
火中に入り、命懸けの誓いを立てた
アシツ(コノハナサクヤ)姫。
前回、「産むときに咲け」と誓った
“ 白子の桜 ” の開花とともに
二つの誓願が見事果たされたことを知った
ニニキネさまは
直ちに姫を迎えに行き
疑ってしまった自らを悔やんで
この和歌を贈ったのでした。
おきつもは
へにはよれども
さねとこに
あたわぬかもよ
はまつちどりよ
三本しか残らない千鳥の足あと
後悔と、懺悔と、想いを込めた
ニニキネさまのこの歌は
果たして姫のこころに
どのように響いたのでしょうか。
是非ご一緒に、声に出して
味わってみましょう!
◆ 次回は 8/11(日)
「やまとことは」を味わうクラス