自分の内にときどき
強い衝動やエネルギーが
突き上げてくるのを自覚していて
それはまるで
どこまでも果てしなく翔べるかのような
無限の感覚だった。
たとえるなら
高速で渦を巻きながら上昇する
「竜巻」のような・・

でも
成長するにつれ
それが人や世間との
トラブルになり得ることを知り
この感覚は危険だし
まして女なのに恥ずかしいんだ・・・と
認識するようになり
できるだけ抑圧して生きるようになって。
でも、やっぱり、、
いくら抑圧したって
消えるもんではないんだな。。^^;
陸の上では
とかく衝突しがちなこのエネルギーも
海の中では
誰とも衝突せず
果てしなく泳ぐための源となる。
だから
抑圧するのではなく
陸の上でも表現の仕方を学びながら
このエネルギーを発揮してゆくこと・・・

写真:山本 美紀子
ようやく今、
それを自覚するときが来たのだと
今回の舞台は教えてくれた氣がします。
わたしにとって言語造形とは
その貴重な表現方法なのだ、と。
またそれを発揮することこそが
この星に生まれて来た理由なのだ、と。

いさり火は
身も世もなげに瞬きぬ
陸(くが)は海より
悲しきものを
与謝野晶子
◆ 次回は 7/14(日)
「やまとことは」を味わうクラス
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