『常世の濱の浪の音聞こゆ』
ひとつめの演目は
日本昔話「たつの子たろう」を
諏訪千晴が語ります。

「マンガ日本昔ばなし」の主題歌でも
お馴染みのこの作品は
竜(たつ)の子でありながら
人(ひと)の手に育てられた太郎が
己のほんとうのルーツと使命を知り
母である湖の竜とともに
ひとつの大きな仕事を成し遂げる物語です。
古代から竜は
人々と交わり、導き、支えてきたこと。
また
大いなる変動のときを迎えている
今、この地球において
己のルーツと使命を知り、受け入れ
そこに生き切る太郎の姿には
リアリティを感じずにはいられません。
母と子の再会と
二人の共同は
果たしてこの星に
何を産み出したのでしょうか。
シンプルなこの日本の昔話から
皆さまと大切ななにかを
分かち合うことができたらと願っています。
いいとも
お前と一緒なら
どんなことでもできよう
・・・
お前は背中のうえで
しっかりと舵をとっておくれ
◆ 6/30(日)言語造形公演
『常世の濱の浪の音聞こゆ』
◆ 次回は 6/9(日)
「やまとことは」を味わうクラス
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