2017年04月27日

水脈を求めて

言語造形という道の歩みは
 
地下深くに流れる水脈を求めて
穴を掘るような作業と似ている。
 
この耳が確かに
その水の在り処を確信した瞬間があり
 
以来、どうしようもなく
掘り続けずにはいられなくなってしまう。
 
 
ただ、それはひたすらに
孤独な作業でもあり
 
これまで地上で交わりのあった
仲間や親族たちとも隔離されるような寂しさや
 
果たしてほんとうにその水脈に辿り着き
人々の魂を真に潤すことができるのだろうか
という不安に
 
こころが潰れそうになるときもある。
 
けれどもそんなとき、
同じ道を歩む仲間のことばに触れると
 
「ああ、やはりこの道を選んでよかった」
 
そんな確信と喜びを
己のうちに再び見出すことができるのだ。
 
 
この週末、
『われらが萬葉集』公演に出演する四人の仲間。
 
じっくりと一年間かけて
それぞれの和歌と向き合い、寄り添い
穴を掘り続けてきた彼らのメッセージは
 
わたしのこころに深くて強い
確かさをもたらしてくれた。

言語造形に取り組み仲間たち
 


posted by 千晴 at 18:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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