第二回「ことよさしの会」、無事終えることができました。
夏の暑いかんかん照りの最中に足を運んでくださった皆さまへ
こころより感謝御礼申し上げます。
今回わたしは、先月の 「おはなしペチカ」 で語った
『つぶ長者』という昔話を、再び語らせていただきました。
この物語と交わり向き合いながら、
二人三脚で懸命に歩んできた4か月。
その一区切りとなった今日、
天(物語の精神)からいただいた恩寵は
ことばに言い尽くせないほど大きなものでした。
水神さまの申し子である「つぶ(タニシ)」。
毎日大きな茶碗に山盛りのご飯を食べながらも
20年もの間少しも大きくならず、声すら出さなかったという彼が
私に与えてくれたもの。
それは、《自分軸》、《自己信頼》の確立でした。
長い間、《自己否定》に苦しんできたのです。
己への不信、不安にいつも怯えつつ、
親や師や他者からの承認を求めて生きてきたのです。
そのような自分が、
真心から語る喜びをもって空間を満たせたこと。
「もっとやれたはず」という反省点は、今回もありました。
けれども同時に、いまの自分がやった精一杯の姿に悔いもない!
実にさわやかに
「よし、次はもっとやってみよう!」とワクワクしている自分が
いまはとても愛おしく思えます。
共に舞台に立ってくださり、
愛に満ちた素晴らしい語りでこころを深く温めてくれた山崎さん
全身を耳にして語りを受け取り、
とても誠実にアンケートを残してくださった聴き手の皆さん
そして、この歩みを常に励まし、サポートし続けてくださっている
地上と天上のすべての方々へ
こころより感謝申し上げます。
ありがとうございました。
自分を縛り、視界を曇らせていたものたちが洗われて
今、目に映る景色のひとつひとつは新鮮な輝きを放っています。
明日からまた
新しい自分がはじまるよ!
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