2016年03月07日

2015 『十三夜』 大阪公演 アンケートより

4月2日(土)の 樋口一葉作『十三夜』神奈川公演 に先駆けまして
 
昨年11月に上演しました、
大阪公演 のアンケートより抜粋してご紹介します。

改めまして、大阪公演にお越しくださった皆さま、
そしてアンケートを綴ってくださった皆さまへ、
こころより感謝、御礼申し上げます。


言語造形によって、明治の小説・樋口一葉の世界が
空間にどのように立ち上がってくるのか。

聴き手の方々の生の声が、
まだ未体験の方のこころにも繋がることができたら嬉しく思います。



とても、とても響きました。開始10分より、こころの奥の方に触れ、何度となく込み上げてくるものがありました。『十三夜』という一夜に込められた深い深い心情が、一言、一音に伝えられ、染み入りました。(T.M.さま)




哀しいお話に胸が打たれました。一時間半+四五分、よくぞ集中させて聴かせてくださいました。初めての朗読劇。耳だけで聴くからこそ、こころに広がる想像の世界は深く、味わい深かったです。(T.Y.さま)




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涙が止まらず、嗚咽泣きしそうで、声を止めるのに必死でした。私はなぜか「全部これ経験した事あるなあ」と、自分の前世の記憶を一つ一つ思い出すように、泣けて泣けて仕方なかったです。様々な登場人物の、深い深い愛情が交差していて、とても感動しました。

お二人からいただいたことばが沁みて、沁みて、心に残っており、大根を切りながら思い出して泣いたり、自転車を漕ぎながら、また思い出して泣いてみたり・・・。こころの中で、温かいものが消えずにずっと存在しています。
(S.I.さま)




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感動しました。ただ美しかったのです。そして生きていることが、ただただ嬉しかったのです。生きてて良かった。嬉しかったのは、芸術に触れることができたから。私は足をばたつかせるほどの歓喜を覚えました。

ギターとの組み合わせもとても良かったです。下り立つことばと、上り立ち消えるギターの音色・・・

私たちのことばも、天の神さまが創ってくれた命あるものなのですね。おかげさまで今日、私の中の「わたし」にまで届いてきました。至福な気持ちになりました。(S.Y.さま)




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登場人物それぞれの想い、こころの中に入り、深い感情の旅へと連れて行っていただきました。「悲しみや辛さを吐き出すことで、その心に寄り添い共感してもらうことで、決心さえも変わり得るのだなあ」とか、「父の愛と母の愛の、質の違い」とか、いろいろ感じました。

ギターの音色はまた、多くを語り、どうにもならない現実に寄り添い、救いの光を降り注いでいる様に感じられました。すべてを包み、見守る音・・・素敵でした。(T.S.)




聴き終えた途端、首の後ろからスッと・・・なにか抜けるのを感じました。
一葉さんのお言葉が、はらはら降ってきた一日。今夜は落ち葉のふとんでぐっすり・・ネ。(H.M.さま)




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語りと音楽だけの公演、初めて拝見させていただきました。ことばの難解さとは裏腹に、「想い」がすごく伝わってきました。魂のことば、語りですね。(M.Mさま)




一葉の凛としたことば、しかも『十三夜』という季節感が背景の短い作品で、他の追随を許さぬ緊張感、それと親子の情が重なり合う佳品。言語造形にて演ずるお二人の声に、それが表現されて、大変よい時間を過ごすことができました。

朗読というより、存分に響き合う歌唱のような味わい、きりっとした立ち姿と足遣い・・・お関が父親に諭されて、心情が変化した後、語りの表情が変わったのも見事だと思いました。

生の人の声って、本当にすばらしく元気をもらえますね!(I.N.さま)




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四月、再びこのメンバーで、神奈川にて上演させていただきます。
会場も、また違った趣のあるキリスト教会です。
 
語りもギターもますます充実したものにして、
皆さまのお越しをお待ちしております!


■4月2日(土) 樋口一葉作『十三夜』 神奈川公演


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posted by 千晴 at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 公演レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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