2015年11月17日

自力と他力の融合 〜『十三夜』を終えて〜

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ふたり語り公演 樋口一葉『十三夜』を終えました。
 
当日会場まで足を運び、耳を傾けてくださった皆さま
またこの公演に思いを寄せてくださった皆さま
 
こころの底より感謝いたします。
ありがとうございました。
 
 
今回もまた、この言語造形公演の体験は
なんというか一つの聖なる儀式を
その場にいる皆と共にくぐり抜けたような感覚がしています。
 
 
そして数日経った今感じているのは
今回現れた『十三夜』の衝動とその流れは
 
私たち「ことばの家」というよりも
 
再び世に受肉したいと強く願った
「一葉の精神」が起こしたものだったのではないか、ということです。
 
 
この日に至るまで、
繰り返し、繰り返し脱ぎ続けた「自己不信」、「私が」というエゴたち。
 
それはそのまま
『十三夜』における主人公「お関」のプロセスとも重なるのですが
 
 
その脱皮の果てにもたらされたものは
 
「私が」この舞台を創造するのではなく
「事が」自ずと創造されてゆく・・・という感覚でした。
  
 
 
いつの間にか、
私の周りでいろんなことが変わっていった気がするのです。
 
 
まるで天使がつぎつぎと舞い降りてきてくれたように
 
前日には励ましの手紙やお花が届き、当日には場内アナウンスや受付周りの強力サポーターたち、終演後にも思いがけない花束贈呈や、打ち上げの手配をしてくださる方など、今回はほんとうに何もかもが自然な流れで起こってきて、この公演のすべてを支えてくださったのです。
ギター演奏の久芳さん・・妹夫婦にも、たくさんたくさん助けられました。
 
 
これまではみんな「自分でやらなければ」と思い込んで
がんばっていたこと。
 
それらを周囲の人たちが、そっと助けてくださった。
 
 
しかもなにもかもが無理なく、自然で、
なんだかとても嬉しかったのです。
 
 
本番中の予期せぬハプニングさえ
「起こることはすべて必然なんだな」って、初めて思えました。

 

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自力と他力。
私の力と天の力の融合。十字架のシンボル。
 
もしかしたらやれることをすべてやり切ったときに、
それは訪れるのかもしれません。
 
 
今回の稽古はあまりにも苦しくて、苦しくて
やってもやってもやってもやっても・・
できなくて 
 
最後のほうはもうただ
いのちを差し出すことしかできなかったけれど
 

今回、一葉からの『十三夜』衝動において
やはり自分のはこの役割を担うことができてほんとうによかった、
と改めて感じています。
 
  
関わってくださったすべての皆さまへ
ほんとうにどうもありがとう。
 

そしてこれからも「天からの衝動」に素直に忠実に
全身全霊を捧げてゆきたいと思っています。
 


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■ 言語造形 語り公演 樋口一葉作『十三夜』
  11/14(金)14時30分開演 @ 大阪聖アンデレ教会
  生きた声による語りで、一葉のことばの世界とひとつになりませんか。

■ 「アクセス・バーズ」 「アクセス・ボディ」 セッション 
  脳と体へ、驚きのデトックス効果。 深いリラックスと解放。
  大阪・帝塚山「ことばの家」にて、セッションを受け付けています。

posted by 千晴 at 14:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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