2005年10月18日

人の繋がりとは

 昨晩、我が家の天井に大きな大きな(←たぶん)ネズミが出現しました。
 天井が壊れるのではないかというほどの大きな足音を立てて、猛スピードで
 かけ回り、挙句の果てには私の頭上で「チュー!」と鳴いたりもしました。

 こわかったー!(>_<)
 今までそんなに怖いものとは思わなかったけれど、その瞬間は、
 心臓がどきどきして、体が硬直してしまいました。


 ところが、じっとしながら耳を澄ましていると・・
 どうやらそのネズミくんの行動範囲がとても広いことに気がつきました。
 そう、おそらく彼は我が家のみならず、隣三軒くらいまでの天井を一気に
 駆け回っているようなのです。

 私だけじゃなく、隣の家の人たちも、その隣の家の人たちも、今、同時に
 この音を聞いて目を覚まし、それぞれドキドキしてるのかな。。って
 想像したら、なんだか急にそんな自分達が可笑しく思えて、嬉しいような、
 ニッコリ気分になってしまいました。


 大阪には、うちのように壁一枚で繋がった古い長屋風の家々が、
 まだたくさんあります。
 隣家の笑い声や赤ん坊の泣き声はふつうに聞こえてくるし、
 物干し台もくっつくほど近い(三軒隣の人とでも普通に話せちゃう)ので、
 朝はおしゃべり場になることもしばしば。。


 そういえば、以前の自分は、アパートを探すときでも木造はタブーで、
 鉄筋造りに拘っていたことを思い出します。
 当時はお隣に気を遣うことや、個人のプライバシーを守りたいような意識が
 当然に先行していました。

 でも今、初めてこういう家で暮らしてみて、実は結構好きかもって感じて
 いることに気がつきました。
 なんだろう、どこか人間味というか、人間らしい温かみがあるような。。
 
 きっと一昔前までは当然であり無意識だった、人の繋がりのかたち。
 これから時代とともにどのように変化してゆくのだろう。。


 満月の夜、ネズミくんのリアルな姿を想像してじっとしつつ、
 人の繋がりとその意味についてを考えたのでした。


posted by 千晴 at 00:00 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | *アトガキコラム* | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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