2005年11月08日

コソドロと大家族

 家の中で、我が家のまめぞう(生後約4ヵ月)と二人きりでいるとき、
 私の動作は、つま先歩きで抜き足差し足・・・まるで「コソドロ」のよう。

 これは、ちょっとした物音でも目を覚まして大泣きを始めたりする彼女を、
 なるべく起こさないように、こっそりと仕事をするためです。

 ところが、それがけっこう大変で、
 足音を立てずにようやく部屋の終わり(約3m半)まで辿り着いても、
 彼女の顔を伺っていることに気をとられていて、
 結局、扉の端に足をぶつけてガタン!

      ・・・

 「びぇ〜〜〜〜ん!!(>o<)!」


 全神経を使ってつま先歩きした努力が一瞬にして水の泡に・・・涙
 これじゃあ、歳の近い兄弟のいる家庭はどうしているのだろう。。と
 不思議に思ったりしていました。


 ところがそんなある日、おじいちゃんの家に、
 いとこ家族と一緒に夕食を食べに行ったときのことです。

 いとこである9歳お兄ちゃん&3歳お姉ちゃんの、もうすごい賑やかさ!
 まめぞうを競って抱こうとしたり、手を持ってブンブン振ってみたり。
 終いには、彼女を挟んで兄弟ゲンカをはじめちゃったりもするのです。

 おまけに家のなかではテレビが二つもついていて、
 大人たちはお酒を飲みつつそれに負けない声量で会話をしています。
 さらにこの日はお皿も割れて、掃除機かけたりもしてたっけ。。

 昼間コソドロやってた私としては、これはもう、
 こころのなかで「キャー!」と顔を覆いたくなるような状況の連続です。


 それなのに。

 不思議なんです!
 まめぞうは、たとえ頭上でアクロバティックなケンカを始められても、
 全く泣かないのです。

 それどころか、どんなにうるさくても、何をされても、
 興味津々な顔をしてニコニコ♪
 私が傍からちょっと離れて、いとこたちと遊んだり、
 別の部屋へ行ったりして気を抜いていても、変わらずニコニコ♪

 むしろ、色々な人が(母親でなくても)自分の傍にいてくれる、
 関心を向けてもらえていることに満足しているみたいです。

 ・・なんだぁ、そうなのぉ〜!?


 そして、ふと、以前パートナーが言ってくれた、
 ある一言を思い出しました。

 これは、産後に、私が親に手伝ってもらうことを気兼ねして、
 何でも一人でやろうとしてしまっていたときのことです。
 

   「この子は、自分達だけで育てるんやなくて、
    世界みんなが育ててくれるんやで」


 私はその時、そのことばに真実を感じて、胸の奥までズドンと響いて、
 また同時に、己の傲慢さにも気付かされたのでした。


 子育ては、家族が多いほど、
 子どもにとっても、母親にとっても、いいものなのかもしれない。

 そして私はもっと、人との繋がりを、
 助け合うこと、頼り合うことを学ばないといけないなと思いました。


posted by 千晴 at 00:00 | 大阪 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | *アトガキコラム* | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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