2009年03月01日

感情というものについて

前回の記事について、実践する上でとても重要な補足があると感じられたので
また書いてみます。


たとえば、自分が誰かから批判や非難を受けたとします。

すると内側に、「自分を否定された(受け入れてもらえたなかった)寂しさ」
という感情が立ち上がってきます。

ところが、往々にして人は、その素直な「寂しさ」の情を認めなかったりします。
傷つくことを恐れて、反射的に、何かを守ろうとしてしまう・・


「あんな言い方、しなくてもいいのに。」(批判)
「どうせあの人は、自分とは違う考え方をする人だから。」(定義)


と言った“考え(思考)”を持ち出し、外側にあれこれ理由をくっつけて、
「寂しさ」という“思い(感情)”を誤魔化そうとするのです。


でも、たとえ誤魔化されても、「感情」そのものは解消されるわけではないんですよね。。。
そして、こころに“痛み”を残します。

この痛みは、
昨日・今日の出来事だけでなく、幼少時代とか、さらには前世にまで遡るほどに残り続けるものだそうで、それが時を越えて、今の自分のあらゆる部分に影響したりします。

恐れを捨てて正直に、きちんと向かい合って、その正体を確認すること、
そしてそれを受け入れ、手放すという作業
が、とても重要なのですね。


具体的には、その感情をただただ感じて、感じきることです。
「あ、これって自分を受け入れてもらえなかった寂しさだ」ということを、素直にみとめて、
それがなくなるまで、しっかりと感じ続ける。
「だって寂しいんだもん。うん、そりゃあ寂しいよ。寂しいってこういう感じなんだ。良い悪いじゃないんだ。・・・」
これは意識的な作業でもあるので、感じきっていても自己との同一化にはなっていません。

すると不思議ですよ。長いことずっと手ごわいと思っていた感情でも、自分でそのままみとめてあげると、いつの間にか抜けていって、気づくとあんまり気になっていないのです。^^
自分の元へやってきた「寂しさ」という感情存在が、みとめてもらえたことで勝手に自分から抜け出して、帰るべきところへ帰って成仏する・・というような感覚です。
「感情」って、ちゃんと感じると残らないものなのですね☆

これは、ホメオパシーや、以前にも紹介したホ・オポノポノとも通じるような気がします。


そして、前回の記事に書いた、「私」と「感情・思考」を分けて見るという実践のうえでも、
ココが肝心になってきます。

たとえば、そのとき抱いている感情を意識化して、「これは悲しみだ」と言ってみても、
「そんな感情は嫌いだ!」とか「よくないものだから自分と切り離すぞ!」というように受け取って、感じきることを無理やり避けようとしてしまうと、痛みは残ったままなので、ずっと苦しいのです。

「あれ?この感情は“私”ではないのに、ちゃんと意識化したのに、楽にならない!苦しいままだぞ?」といってドツボに入ってしまいます。


「感情や思考」と「私」を分けて意識すること、
そしてやってきた「感情」を誤魔化さずに向き合い、受け入れ、手放すこと。



頭で考えることよりも、
意識すること、感じることを磨いていきたいと思う、今日この頃です。

posted by 千晴 at 12:38 | Comment(5) | TrackBack(0) | 気づきの日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!とても解りやすい説明をありがとうございます♪

素直になるのは本当に大事な事ですね。
ちまるさんの次のステージは具体的に始まっていますねぇ!私も頑張らなくちゃ!
今年は「想いを置いて考える」、私もアメリカの子達と関わる日々が増えたり海外へ行ったりします。気が疲れるときもあるけど「想い」との違いを楽しもうと思います。

私のこういう作業をする時のアイデアは、「すべて1つ」なので全て持っていることを前提に全て選択できるという意識を持って作業します。
これもまずはその感情を素直に受け入れることが大事ですよね。「悲しいねぇ、こんなこと言われたら。悲しんでるわぁ、私」と思って意識化して、「これもずべてのうちの1つ、でも私はいらないわ」と選択します。

昔のお母さんとのケンカとか両親のケンカとか笑、蘇る時もあるけど、こういう作業をしてレベルを上げるためにすべては必要だったのですねえ・・・。
Posted by けいけい at 2009年03月01日 13:27
久しぶりに、千晴さんのブログが読めて、うれしいです。

まだまだ・・・
自分を客観的に見る・・・のは
難しそうですが・・。
「自分を好きになれない自分」とは、だいぶ付き合いも長くなってきたところだったんだけど・・。
なぜか、妊娠中の今は、そおいう私ではない感じなんだよね。
なぜか?はわからないけど。
特にとりたてて「私大好き!」になったわけでもないのだけれど、いちいち自己嫌悪することが今はない。って感じかなあ。

ま。まずは、時間的余裕があるのが、一番の要因なのだとは思うんだけどね。

でも、「今の自分と違う自分になりたい」と漠然と思っては、気持の中だけでグルグルして・・・ひとつひとつのことに自己嫌悪していたのがウソのようで。

今は、いろいろな不安や、心配があっても、
自分の中での「大事なこと」がひとつはっきりしていることで、なんだか「自分自身」が支えられ、裏付け?されているような・・・。そんな感じなんだよね。

今のこのキモチを、出産後も持ち続けられるか・・・。それは難しそうだけど、せめて、忘れずにいたい。と思うよ。

ながくなりましたが・・・・。
Posted by ささし at 2009年03月01日 16:45
●けいけいさん
コメント、ありがとうございます!いつも“響き”が感じられて、とても嬉しいです。
「想いを置いて考える」、きっと大きな変化と転機を迎えられる今年のけいけいさんの抱負、
いいですね!
私は「抵抗しないこと」なのですが、そっか、「すべては一つ」という意識はそのためにも重要なキーポイントのような気がしました。
例えば自分を傷つけた相手にも、その人の中に自分自身を見出す、ということですよね。
これって・・・愛ですね!

●ささしちゃん
コメント、どうもありがとう!何やら抽象的な内容なのに、読んでくれて、さらにはコメントもくれて、
とても嬉しいです!

> 自分の中での「大事なこと」がひとつはっきりしていることで、なんだか「自分自身」が支えられ、
> 裏付け?されているような・・・。そんな感じなんだよね。

うんうん、わかる〜!
私も結婚してから二回妊娠を経験したけれど、どちらもその直前には、無価値感に苛まれていたんだよね。でも、お腹にもう一人の人が宿った、と知った瞬間、霧が晴れたように意識が変わって。

大学のとき、文学の先生(男性)が、「女性は、“子どもを産む”体を持っている、もうそれだけで、己の存在価値を見出せるから強いのだ」ということを話していたのが印象的だったのだけど、その意味がなんとなく分かったような気がしたよ。

意識が頭にいってると、どうしても不安に陥りがちだけど、妊娠中のように、子宮や骨盤、下半身にあれば、大いなる命とそのやすらぎに繋がっていられるのかもしれないね。

大事なことを思い出させてもらえました。私も忘れないようにしなくちゃ!どうもありがとう!
Posted by 千晴 at 2009年03月02日 10:51
こんばんは^^。
私の友達31歳も今年の目標は「流れに実を任せる」だそうですよ。
私の今年の目標「楽に生きる」のも、全て同じことですね。

真っ白な空白に自分がいて、そこに小さい点が表れると「自分」を発見できるように、いろいろなものが自分を(宇宙?)教えてくれているという見方になってから、私もいろんなこと言ってくる人を「私に見せてくれてる」と受け止めるようになって反発しなくなりました。

しかーし母親とは喧嘩っ早い・・笑;。

逆に私が相手に何かをするのも、相手に自分を見ることができるチャンスだと知ってやっと人に親切ができるようになりました。
いままではなぜ良いことなのか、自分にしてほしいことを相手にしなければいけないのかが繋がらなかったのですが、相手は自分をみせてくれているというある意味また利己的な考えで笑、推んで出来るようになりました;。
Posted by けいけい at 2009年03月08日 22:33
●けいけいさん
コメント、ありがとうございます☆

> 私の友達31歳も今年の目標は「流れに実を任せる」だそうですよ。

そうなんですか〜!なんかもう、大きな宇宙の流れですね。
今日出会った素敵なことばは、

『ほんとうは「ひとり」(alone)でなくて、「ひとつ」(all one)。』

ズバリ、けいけいさんが教えてくれたことですね♪

> 逆に私が相手に何かをするのも、相手に自分を見ることができるチャンスだと知って
> やっと人に親切ができるようになりました。

なるほど〜そう思ったら、私も人との関わりかたが変わってくるかもしれない。
目の前に起こる現象や人間関係はすべて、自分の内面の現れで、それが外側に起こっているだけである。。という考え方が、これまでは時に自分を苦しめてもいたのですが、別に苦しむ必要のないことだということも、だんだんと分かってきたように思います。
Posted by 千晴 at 2009年03月09日 10:57
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